3月3日、2人が釈放されたことへの報告

 3月3日14時過ぎ、2人は12日ぶりに釈放されました。15時半から東京地裁前に集まった30名の救援会、支援者と合流し、再開を喜びました。そして弁護士会館ロビーに移って報告会。2人が逮捕の不当性と勾留中の生活や取り調べについて話し、救援会メンバーも外での活動を話しました。そして日比谷公園のカフェに移動し、みんなで乾杯しました。2人は元気に日常生活へ戻ろうとしてます。

 みなさまからたくさんのカンパを頂きました。そしてこのかんの情報の拡散や、日本や世界各地から集まった連帯・抗議メッセージは、警察・検察にとって大きなプレッシャーとなったはずです。どちらも救援会にとって大きな力となりました。本当にありがとうございました。

 逮捕自体がでっちあげで、12日間も長期勾留するのも警察・検察の運動と個人をつぶす嫌がらせでしかありません。しかも2月24日には当該の家に家宅捜索に入ったことが判明しました。そもそも「現行犯逮捕」であるなら証拠は現場にしか無い筈で、「証拠隠滅の恐れ」を理由にした長期勾留も、家宅捜索も、まさに人権侵害の弾圧です。それら不当な行為の数々を「勾留理由開示公判」で明らかにできない警察・検察は、開示公判の直前に釈放することが多いのです。私たち
不当逮捕、不当な長期勾留、家宅捜索を絶対に許しません。

 まだ2人の処分が確定していません。私たちは救援会は不起訴に完全に勝ち取るまで活動を続けていきます。引き続きご支援・ご協力をお願いいたします。