友、遠方より来たる
ソウルだから「遠方」とは言えないかもしれんが…。ともあれ卒業生のSDさんが昨日の院合同ゼミに顔を出してくれた。職場では日本の震災関連の研究プロジェクトが進行中で、一週間ほど日本で調査をしていたのだそうだ(企業訪問などもしたそうです)。多忙の中、昨日一日空いたそうで、「行くならつくばしかない」とのことであって、カミュさんのアルジェリア新ネタでしゃべってくれた院ゼミ発表者のU君へ「日本統治期朝鮮の〈日本人〉文学者」の話などをふってくれて、中の人としては大変ありがたいことであった。1930年代のアルジェリアと朝鮮半島は完全に平行して考えなければいかんなとあらためて認識。ゼミ後、百香亭で食事。(プチ)余震。タクシーで帰宅。今度はソウル行きますからよろしく。>Sさん
カミュさんの「カビリアの悲惨」、必読らしい
カミュさんはジャーナリスト時代『アルジェ・レピュブリカン』紙にカビリア地方の貧困についてのルポを掲載していたのだが(一部は『アルジェリア年代記』に収録されている)、Uさん発表によればこれは統計・数値を使いつつも、それでは捉えきれない「真実」を目指した文体で書かれているという。統計とレトリックの巧妙な絡みを読み込めるこのテキストは、A先生によれば『ペスト』より絶対面白いとか。あと、このテキストに出てくるカミュさんの立ち位置など(ポスト)コロニアルそのものだし。じゃあ読まなきゃならんよな、ということでけんきう費でプレイヤード版を買うことにする。
http://www.gallimard.fr/catalog/html/actu/index/index_camus-pleiade.html
2011年05月27日のツイート
@hspstcl: 脱線とはびっくり。スーパーおおぞら:白煙で40人病院搬送 車輪が脱線 - 毎日jp(毎日新聞) URL via @mainichijpnews
@hspstcl: ニニウか…。鹿を轢いて止まるというのはわりとあるのだが、こういうのは珍しい、のかなあ。? RT @takashimura06: 「スーパーおおぞら:客室内に白煙、トンネル内から乗客避難」URL。
@hspstcl: ほんっっっとうに久しぶりの土曜の朝。昼からは仕事だが、小倉とか札幌に行かなくていいからなー。お休みなさい。
@hspstcl: 英語の研究書、どうすっかな…。RT @yosukeyanase: 出版社経由で電子書籍を出すと印税がせいぜい20%前後だが、アマゾンのKindleで直接契約して電子書籍化するならば印税が70%にもなることがある。 URL
@hspstcl: 即購入。RT @asahipress_2hen: ジャン・ジュネ『恋する虜──パレスチナへの旅』(人文書院)が復刊。「人文科学の再定礎ともいうべき課題に果敢に挑んだ」と評されるアガンベン『事物のしるし──方法について』//月曜社のブログ URL