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AppleがTwitterと提携――iTunes Pingの投稿が自動的にツイートに

» 2010年11月12日 07時43分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Twitterは11月11日(現地時間)、米Appleとの音楽SNS機能「iTunes Ping」に関する提携を結んだと発表した。ユーザーは双方のアカウントを接続させることにより、Pingでのアクティビティを自動的にTwitterに転送できる。

 iTunes Pingは、音楽サービスiTunesの1機能としてAppleが9月に発表した音楽に特化したSNS。好きなアーティストや友達をフォローし、コンテンツのレビューや「いいね!」、自分がどんな音楽を購入したかを投稿できる。Pingには発表時点でFacebookの友達をPingで追加できる機能が付いていたがすぐに削除されており、ほかのソーシャルサービスの友達を取り込める機能としてはこれが初めてのものになる。

 Pingのプロフィール編集ページで「PingをTwitterに接続して友達を見つけましょう。」をクリックすると、Twitterでフォローしている友達をPing内で見つけることができる。

 Twitterとの接続を許可すると、Pingで「いいね!」やレビューを投稿したり、iTunes Storeで音楽を購入すると、それが自動的にTwitter上のツイートになる(転送するアクティビティの種類は選べず、アクティビティのすべてが転送される)。

 転送されたツイートには画像、試聴ボタン、iTunes Storeへのリンクが含まれており、フォロワーが1クリックでその曲をiTunes Storeで購入できるようになっている。Twitterで新しいインタフェースを使っている場合は、Pingからの転送ツイートだけでなく、iTunesへのリンクを含むツイートをクリックすると、画面右側に展開する詳細表示ウィンドウにアルバムの詳細が表示され、その場で楽曲が試聴できる。

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