Googleの社員ですら、Googleダッシュボードにログインしたら、そこにある情報に驚くのではないかと思います。

Googleのサービスを色々と使っていても、Googleダッシュボードにログインしたことが無いという方は、一度覗いてみた方がいいでしょう。そして、できれば定期的にログインすることをオススメします。

 テック系ブログ「Ars Technica」のJacqui Chengさんは、Googleのシカゴオフィスを訪れ、Googleがいかにユーザーの個人情報を持っているか(ユーザー自身が知らないような情報も含めて)、またそれをユーザー自身にも提供しているか、という事実を改めて思い知らされたそうです。

僕は、自分がまだ「Orkut」のアカウントを持っていたなんて、今日まで知らなかった。多分、誰もそんなことは知らないと思う。それに、2008年以降身長と体重以外まったく記録が無い「Google Health」のアカウントも持っていたし、「Google マップ」には15の場所が保存してあった。Googleチャットの会話記録に至っては、3,000以上もアーカーブしてあった。

もし、Googleのウェブ履歴を有効にしていたら、これまでどんなものを検索したかがすべて分かってしまうということだ。この機能を有効にしていなくて本当によかったと思った。そんなものを見せられたら、恥ずかしくてたまらない。

Google ダッシュボードの情報を見ると、確かにちょっと怖くなるかもしれませんが、設定ページへのリンクや直接リンクで、すべての情報を入手できます。自分のどんな情報があるのかを確認するだけでなく、古くなった情報を変更したり、クレジットカード情報の削除も可能です。

これからもGoogleを使い続ける度に、ダッシュボードに溜まる情報は増えていきます。年に一度はGoogleダッシュボードを覗いて、情報を整理してみてはいかがでしょうか? 年末の大掃除のように、「ダッシュボードを見る」という予定を、年に一回Googleカレンダーに追加してもいいかもしれませんね。

What Google knows about you and how to tweak it [Ars Technica]

Kevin Purdy(原文/訳:的野裕子)