あっという間にロブスターを丸裸にする機械

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    あっという間にロブスターを丸裸にする機械

    どうやったらこんなにきれいに殻が剥けるんでしょう?

    機械の名前はビッグ・マザー・シャッカー(大殻剥き機)。この機械にロブスターを入れると、殻のついた活ロブスター(左)が6~8分後には、4万PSIで噴射される水で殻がはがされて丸裸(右)! すぐに調理OKな状態で出てくるんです。

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    この機械の専門的名称はAvure 2151-600最高8万7千PSI (圧力の単位)の圧力をかけることにより、ロブスターやその他の甲殻類の殻を剥くことができる上に、表面についたバクテリアを1つ残らず死滅させることができます。8万7PSIといったら、普段私たちが生活している空気圧の2千7百倍、世界最深といわれる大西洋のマリアナ海溝の2倍の水圧です!! どんなにすごい圧力なのか、想像がつくような、つかないような...。

    でも、なぜそんなに強い圧力がかかっても、身が崩れないのか不思議ですよね~。同等の圧力が全方向からかかるからなんですって。非常に強い圧力が全体にかかり、ロブスターは機械にかけられた瞬間に死んでしまい、殻がきれいに剥がれるのです。かわいそうなロブスター、活きたまま殻が剥がされるなんて~! と思ったあなた、BBQなどで、弱火でじっくり焼いて食べたことありませんか? (おいしいですよね~)それよりは、辛くないかも!?

    [Wired]

    Jesus Diaz (原文/ yuko)