読書メモ。安藤貞雄『英語史入門』(ツイートまとめ)

5月27日

またもや安藤貞雄『英語学入門』『英語史入門』ポチってしまった。
ハルガヤ花粉が収まりきる6月までの間に、出来るだけいろいろ読む、今年は。


5月31日

e-hon注文の安藤貞雄『英語学入門』『英語史入門』、とどいた。
自分の趣味的には本命は後者。



6月1日

安藤貞雄『英語史入門』、代名詞の歴史的変化のところ。
まあ、見事に活用がなくなるモンだね。
ロン毛が坊主にしたみたいなさっぱり感。

『英語史入門』、漸く形態論の部分読み終わった。正味60ページほどだけどやたら時間かかる。
いよいよ本命の統語法の発達へ…。

だけどその前に雑務をこなそう。

しかし、言語史の本読んでると、時間を忘れて集中出来るなあ。
扱ってるのが1000年以上の歴史だから、数時間程度のことは無きに等しいような意識になるのかな?


ちなみにワシは高校出てしばらくまでまるっきりの歴史オンチで、大学以降に西洋クラシック音楽と言語史に興味を持って始めて、歴史というものに興味が持てたのだった。

考えてみたら、歴史の記述って現代語である程度統一された言葉遣いで語られるもので、当時の当人たちのレアリアの世界なんて知るべくもないし、部族・民族・国民間の戦争で、言語の違いがもたらすアレコレについては特に学習段階では触れないのが普通だ。

出来事の抽象的な関係性だけが記述されて、具体的な質感というものは、特に地方に生まれて歴史的遺物を見る機会も大してなければ、感じ取ることが出来ない。
こんなのが面白いはずがないわね。




6月2日

安藤貞雄『英語史入門』、統語法の部に入って名詞の格の話まで終わった。
thankとかanswerとかobeyとかは、元々与格(〜二)の名詞を目的語にとってたんだなあ。



6月4日

安藤貞雄『英語史入門』、やっぱりおもしれーべ。

今の英語の前置詞、OEの頃は名詞の前以外の場所もけっこうとっていて、故にもともと副詞から発達したものだ、という説を採る研究者もいるのだとか。

これ読んでて、英語が苦手で前置詞の位置がしっちゃかめっちゃかなままいつまで経っても直らない人がいるのも、故無きことでもないのかもしれないなどと思ったり。

前置詞を「一つの語」として、独立にその「意味」を捕らえようとしすぎると、順番が疎かになってしまうのだろうが、それは人間の脳みそにとっては、別に不自然なことではないのかもしれない。

前置詞には、それぞれの固有の「意味」だけでなくて、「修飾語句を導く」という統語的「機能」もあるわけだ。これを理解させないことには、いくら意味領域を力説しても、あまり効果は望めないのだろう。

「意味のまとまり」は日本語からのアナロジーでなんとか解釈出来てしまうだけに、却って、語順をすっ飛ばしても分かったつもりになれちゃうんだろうな。