JR東日本、シンガポールに拠点 海外市場を本格開拓
東日本旅客鉄道(JR東日本)は海外市場を本格開拓する。今春、アジア初の拠点をシンガポールに設置する。市場調査や情報収集を手がけ、鉄道プロジェクトなどへの参画をめざす。人口減少で国内では主力の鉄道事業の成長鈍化が予想される。都市部の鉄道網整備や運行効率化などのノウハウを生かし、新興国の需要を取り込む。
世界の鉄道市場は2020年まで年2.5%程度のペースで成長し、同年には22兆円規模に達する見通し...
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