モレスキン好きのみなさま、お待たせしました。
少し前、モレスキンからiPadのカバーが出ると発表された時には多くの人が驚いていましたね。そのモレスキンさんから、タブレットカバー+ヴォランノートブックを使用させていただく機会が得られたのでレビューしたいと思います。
最初に目に付くのは、既存のiPadケースとは違い、折りたたみ箇所にモレスキンノートを収納できるところです。というより、この製品はモレスキンカバーとして発表されているので通常のiPadケースとはちょっと趣向が違うのかもしれませんけどね。
この、モレスキンノートと一緒にiPadが使えるという特長は、使いやすさにおいて大きな利点になりそうです。ぶっちゃけiPadがあるんだからノートに何か書く必要があるのかな? と疑問に思ってたんですよ。だってiPadで手書きアプリを起動すれば良いだけですからね。 iOS 4.2がリリースされる前にこのモレスキンカバーを使っていたんですけど、僕はiPadにiOS 4.2 GMを入れていたのでホームボタンを2回押せばいつでもマルチタスクでアプリを切り替えられました。でも、使っていくうちにこれはこれでいいかもと思えるようになってきます。いちいちホーム2回押す手間を省いて、すぐノートにメモをとれるスタイルを確立させると、iPadのマルチタスクで切り替えるのが億劫なんですよ。不思議なもんです。
今風のクラウドを使うと、打ち合わせ中などで議事録をノートに取り、ノートだけ切り取ってEvernoteに送るもよし、iPhoneでメモを写真撮影してメールするもよし。アナログとデジタルの融合とでも言えるべきこの製品ですが、モレスキンカバーは使う人、使い方次第で様々な利用法が生み出されると思います。
それでは製品の細部を見ていきましょう。
モレスキンと言えばこのゴムバンドですね。たとえiPadが収納されていてもきっちりホールドしてくれる安心感があります。
iPadにカバーをかけていても全てのボタン類へアクセスすることができます。使ってる側からすると、このホールドする部分がヘタってしまわないか少々不安ですけどね。
シンプルなロゴが冴える!
モレスキンのiPadカバーが出ると聞いて「ガタッ」っとした人達は買って損はないでしょうね。肝心の発売時期は、12月初旬からMOLESKINEのオンラインショップで数量限定発売が開始され、2011年の春から本格的に発売されるそうです。今回紹介したiPadカバーと、iPhone専用カバーも発売されます。
[モレスキン]
(大野恭希)