さあ、iDishのある生活をはじめよう。

(English version is here)


先日、飲み屋でiPadをいじりながら、
刺身を食べていた時のことでした。
ボトッとiPadの上にマグロが落ちたのでした。
その時は慌てて刺身をどかして、きれいに拭いたのですが、
ふと気付いたのでした。そもそも、




iPadが皿だったら何の問題もない




ということに。
では、iPadの革新的な使い方「iDish」をご紹介します。



iDishをはじめよう。


これがiPad。Wi-Fi+3Gモデル。


そして食材。イトーヨーカドーで買ってきました。


これらの食材をiDishに盛りつけていきます。
はたしてどのような効果が得られるのでしょうか。



握り寿司

握り寿司から盛ってみます。



閉店間際に買ってきた50%引きの色あせた
マグロのにぎり寿司です。
これではちょっと食欲が湧きません。
そこで、この寿司台。



これを指を使って適切な大きさに変えて……、




寿司を乗せる。



パックに入っていた時と
見違えるほどうまそうな握り寿司に変身しました。
iDish、革命的で魔法のようなデバイス。



うまい。



刺身

続いて、同じく50%引きの刺身盛り合わせ。



iPadで皿を検索します。



「刺身 皿」


Googleイメージ検索で一覧が表示されるので、
あとは、その日の気分に合わせてお好みの皿を選びましょう。



うーん。



これなんかいいんじゃない?




あとは盛るだけ。



マグロも。



アジも。



皿は瞬時に入れ替え可能。



雰囲気のある焼き物の皿。



あえてパックにすることも。



皿としてだけではなく。

今日はおかずが少なくてわびしい、なんてときも安心。
豪華な刺身盛り合わせの写真を探しましょう。



そして、そこに潜り込ませれば、




一切れのサーモンでも、豊かな気持ちになれます。


さらに、iPodTouchやiPhoneをお持ちの方は、

小皿を表示させて、iPadの横に並べれば。



こんな使い方も!刺身と醤油皿。



ただし、醤油はバックライトでおかしな発色になるので注意が必要。

小鉢に冷奴。でかすぎました。


iDish。信じられないほどたくさんの食材を、
信じられないほどの皿で。



ひとり暮らしの方に。

ひとりで生活をしていると、
どうしても人肌恋しくなったりします。
そんな時には、これを使いましょう。



手。


これに、おにぎりを乗せれば、



なんと温かい絵になることか。おふくろの味。
これでさみしくない。


とかやってたら、メール着信。



そう、iDishは皿でもあり、通信デバイスでもあるのです。
食事をしながらメールチェックもできます。



その他のおかず

鉄板を用意して、

肉を乗せると、

うーん、ワイルド。


味気ない冷凍シュウマイが、


本格中華!?



デザートも

デザートだってお手の物。

デザート皿を探して、プッチンプリンを乗せる。


しかし、ここで思わぬトラブル。
iPadに対するプリンの触感が指に近かったのか
画面がぶるぶると震えだし、突然、



刺身盛りに切り替わりました!


そんなこともある。



液状のものも大丈夫。

カレーも大丈夫でした。







うまい。



まとめ

iDish、いかがでしたでしょうか。
これだけやっておいて、こう言うのもあれですが、
実際にiDishで食べてみた感想は、


あんまり美味しくない


ということです。
やはり電子デバイスと食材は相性が良くない。
普通のお皿で食べた方がよいです。
あと、iDishは平面なので、カレーがすくえませんでした。
それと、最大の問題は、


iPadが汚れる


ということです。
そんなこと全部わかってました。
今回は液晶を保護するシートを敷いて、
その上に刺身を乗せて、シートを洗ってというのを
繰り返していたのですが、そのうちわけが分からなくなって、
シートのないiPadに直にサーモンを乗せてしまい、
たいへん生臭くなりました。気をつけましょう。


以上のことから、
この記事をご覧になってiDishに興味が出た方がいたとしても、
真似はしない方がよいと思います。


追記:世界に広がるiDish - しーなねこのブログ


(@shiinaneko)