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日本郵便トップ > 近代競馬150周年

特殊切手

「近代競馬150周年」の発行

郵便事業株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長鍋倉眞一)は、日本でいわゆる「近代競馬」が行われるようになってから平成24(2012)年で150年を迎えることを記念して、特殊切手「近代競馬150周年」を発行します。

発行する切手の内容

名称

近代競馬150周年

発行日

平成24(2012)年10月2日(火)

種類

80円郵便切手

切手

80円郵便切手

シート構成・意匠

(1)：

オルフェーヴル

(2)：

アパパネ

(3)：

ディープインパクト

(4)：

スティルインラブ

(5)：

ナリタブライアン

(6)：

メジロラモーヌ

(7)：

シンボリルドルフ

(8)：

ミスターシービー

(9)：

シンザン

(10)：

セントライト

1シート10枚(縦2枚×横5枚)/※1枚から販売します。

小切寸法

縦28.0mm×横38.5mm

印面寸法

縦25.0mm×横35.5mm

シート寸法

縦93.5mm×横222.5mm

版式刷色

グラビア6色

発行枚数

1,200万枚(120万シート)

切手デザイナー

星山　理佳

販売場所

全国の郵便局等
(日本郵便株式会社Webサイト内「切手SHOP」

のほか郵便振替による通信販売も行います。)(※)

※切手SHOPへの掲載は、システムメンテナンスの都合上、10月上旬を予定しています。

発行する郵便切手のデザインについて

今回の切手デザインは、三冠馬(※)を採用しています。

三冠馬
牡馬については皐月賞、東京優駿(ダービー)及び菊花賞の3レースを制した馬、牝馬については桜花賞、優駿牝馬(オークス)及び秋華賞(平成7年まではエリザベス女王杯)の3レースを制した馬が三冠馬と呼ばれています。

(1)オルフェーヴル

平成23(2011)年、中央競馬史上7頭目のクラシック三冠馬となりました。先日、行われた宝塚記念も制するなど現在も現役馬として活躍中です。

(2)アパパネ

平成22(2010)年、中央競馬史上3頭目の牝馬三冠馬となりました。2歳時にも阪神ジュべナイルフィリーズを制しており、牝馬では初となる「同一世代GI完全制覇」を成し遂げました。

(3)ディープインパクト

平成17(2005)年に中央競馬史上6頭目のクラシック三冠馬となり、シンボリルドルフ以来21年ぶり史上2頭目の無敗での三冠馬となりました。その走りは「飛ぶようだ」と表現されました。

(4)スティルインラブ

平成15(2003)年、中央競馬史上2頭目の牝馬三冠馬となりました。

(5)ナリタブライアン

平成6(1994)年、中央競馬史上5頭目のクラシック三冠馬となりました。レースへの集中力を高めることを目的にシャドーロールを着用し、これをトレードマークとしていました。また、その強さは問答無用の爆発力で他馬をねじ伏せる強烈なインパクトがありました。

(6)メジロラモーヌ

昭和61(1986)年、中央競馬史上初の牝馬三冠馬となりました。トライアルまでも完全制覇するなど、「史上初の獲得賞金3億円牝馬」「史上初の重賞6連勝」等の数々の記録を打ち立て、名実共に歴史的な牝馬であると評価を受けています。

(7)シンボリルドルフ

昭和59(1984)年、中央競馬史上4頭目のクラシック三冠馬となり、また初めて無敗で三冠を達成しました。その後の重賞レースでも連勝するなど圧倒的な強さを誇り、｢皇帝｣、「七冠馬」などと称され、その類まれな才能と精神力は、トウカイテイオーをはじめとする産駒にも受け継がれています。

(8)ミスターシービー

昭和58(1983)年に中央競馬史上3頭目のクラシック三冠馬となりました。常に直線強襲で多くのファンを魅了し、特に、昭和59(1984)年の秋の天皇賞で、最後方を進んだ同馬がライバル達を次々と抜き去っていく姿は語り草となっています。

(9)シンザン

昭和39(1964)年に戦後初のクラシック三冠馬となり、その後、秋の天皇賞と有馬記念を制し、史上初の五冠馬となりました。その走りは、派手さはないがゴール前できっちり差し切る勝負強さがあり、「ナタの切れ味」と形容されました。また、生涯においても35年3箇月と11日のサラブレッドの日本最長寿記録を達成しました。