「神の仕業」発言―日本原子力発電株式会社のサラリーマン時代のご経験に基づく発言か? | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

「神の仕業」発言―日本原子力発電株式会社のサラリーマン時代のご経験に基づく発言か?

秘書です。

「神の仕業」?

与謝野大臣の原子力と金融に関する知見はどのようなご経験に基づいているのでしょうか?



与謝野経財相、金融機関の貸し手責任を否定 東電原発問題で
2011.5.20 10:01 SANKEIBIZ
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110520/mca1105201004013-n1.htm
 与謝野馨経済財政担当相は20日の閣議後会見で、枝野幸男官房長官が東京電力の取引金融機関に債権放棄を求める発言をしたことについて、「電力のような堅実な公益性を持った事業に金を貸すことに貸し手責任が発生することは、理論上あり得ない」と述べ、否定的な考えを示した。
 与謝野氏は、東電福島第1原子力発電事故を引き起こした東日本大震災について、「神様の仕業としか説明できない」として、予見可能性を否定。返済能力のない相手に多額の資金を貸し付けた米国のサブプライムローンのような金融機関の貸し手責任は存在しないと説明した。
 また、電力各社や経済界が慎重な姿勢を示している発電と送電部門の分離についても、「効果とデメリットを考えながらするべきだ。現時点では私の視野には入っていない」と述べ、慎重な対応を求めた。


→下記のようなご経験に基づくものだったのでしょうか?

与謝野 大学を出て、日本原子力発電株式会社に入ったんですけれど、入社3年目でアメリカのワシントン輸出入銀行というところへ行って、金を借りる交渉をしたんですよ。そうすると簿記も会計も経理も何も知らなくて、それで勉強したんです。日本語と英語で。そして、契約の交渉したり契約書を書いたりと、そういうことをやっているうちに・・・・・・。
(味の手帳 茂木友三郎対談 対談 2000年6月より)
http://www.yosano.gr.jp/article/azi02.html

私の通ってきた道(4話)
政界入り前夜
●忙中閑アリの楽しい官費旅行

「日本原子力発電株式会社という会社は、実に自由な気風にあふれた会社でした。
その会社が原子力発電所の国内第二号炉を建設しようということで福井県の敦賀に用地を取得、アメリカのGEの沸騰水型原子炉を輸入することに決定しました。」

「しばらく東京で日常業務をやっていました。私は原子力保険という非常に特殊な分野の保険を任せられていましたので、保険会社相手にその料率の交渉などをやっていたわけです。」

http://www.yosano.gr.jp/myload/04.html


→プロフィールにある、「サラリーマン」とは、日本原子力発電株式会社のサラリーマンだったようです。

1963 東京大学法学部卒業
   4月サラリーマンとなる。
1968 5年間勤めていた会社を退職し、中曽根事務所に入る。