「指摘しても無駄」は「あきらめろ」と同義
いろいろやらなくちゃいけないことが溜まってるのだけど、リハビリしなくちゃなんも文章が浮かんでこないので軽く更新。
某有名ゲハブログ2つが例のごとくだいぶお行儀の悪い手法で煽ってるよってのを指摘した記事。
元文章を正確に引用しないどころか書き換えてしまってる*1ところが一番のお下品ポイントなわけですけど、より露骨でダイナミックなやり方ははちま寄稿さんのほうですね。
http://ranobe.sakura.ne.jp/src/up84876.jpg
記事冒頭に↑のように「アニメ」が「PS3」に置き換えられた改変引用文*2が貼られているわけですが、それがさらに要約されて……
”アイマス石原「アイマスというコンテンツの限界が見えたからPS3版を出すことにした」 : はちま起稿”
というタイトルになるわけですな。うんこれはすごい。
「何言っても無駄」が一番無駄
で、ここからが本題なんですが、こういう記事に必ずといっていいほど付く「何言っても無駄」「何をいまさら」「ほっとけ」ってタイプの反応について。
開き直ってわざとやってるんだから指摘しても意味などないだろうと。なるほど、そうかもしれません。それが1対1のやり取りなら。
思うに「嘘・大げさ・紛らわしい」煽り記事がまかりとおっている状態って別に不健全ではないんですよね。そんなのは昔から延々と繰り返されていること。じゃあ何が不健全かってーといっさい突っ込みが入っていない状態こそが最も不健全なのです。極論すると、突っ込まれた本人がこたえるかどうかなんてのは二の次なわけね。
こんなこと書いている僕にしたってそんなにお行儀いいほうじゃなく、露骨な嘘はそりゃまずいけどちょっとタイトルや本文で刺激的な書き方して煽るくらいいいじゃんいいじゃんやっちゃえやっちゃえとか考えてるやつなんですけど、じゃあそうやって書いた記事に「ここが間違ってるよ」「ここ誤解まねくよ」って反応が一切無く同調コメントだらけでガンガンPV伸びちゃったりしたら……それ、むちゃくちゃ怖い状態だと思います。
でもねー、いちいち検証して突っ込みいれるのってぶっちゃけめんどくさいわけですよね。世の中に転がるありとあらゆる煽りと捏造を目を皿のようにして常時監視するとか無理ゲーすぎ。それぞれが気がついたときにちょこちょこ違うよそうじゃないよって突っ込むくらいがせいいっぱい。
自分でもこれ無為な行為カナー? と内心思いながら、でもやっぱ誰も何も言わないのはアレだしね! と突っ込んだら「無駄無駄」「ほっとけ」なんて反応かえってきたらさー、やるせない気持ちになるでしょ。指摘自体に同意できないとかならともかく、特に異論はないにもかかわらずわざわざめんどくさいこと率先してやってる人のモチベーション削りにかかるとか、それこそ誰得じゃね? と僕は思うわけです。
くそ真面目な突っ込み大事。超大事。