iPhoneやその他のiOSデバイスを復元させると、これまで少しずつ努力を重ねて完成させたホーム画面の配列が失われてしまいます。アプリケーションをさほど沢山入れていない場合でも、ホーム画面を元の状態に戻すのはなかなかストレスの溜まる作業です。しかし、幸いなことにMacWorldのDan Frakesさんが、この問題の解決策を教えてくれました!

 iPhoneを復元させると、一度全ての情報が抹消され、デバイスに戻されます。ホーム画面の配列、フォルダなどもその際に全て追加されるのですが、第三者によるアプリは再度同期してやる必要があります。よって、デバイスがこれらを整理する方法を知っているかどうかは問題ではないのです。

Dan Frakesさんは、一度復元を実行して電話を同期させた後、今度は全ての情報を抹消しない復元をもう一度実行することで、ホーム画面の配列を以前の状態に戻せることを発見しました。その手順は下記の通り:

  1. 標準の復元を行ない、ホーム画面が整理されていない状態から、iPhoneをiTunesへ接続します。
  2. デバイスを同期していない場合、同期を実行します。
  3. iTunesに認識され、同期が終了したら、サイドバーのアイコン・名称を右クリックします。メニューと複数のオプションが表示されるので、その中から「Restore from Backup」(バックアップからの復元)を選択。
  4. バックアップを選択することを促されるので、先に復元させたデバイスと同じものを選択。
  5. 同期プロセスが終了するまで待つと、全てが通常通りに戻っています!


なかなか使える技なので、復元を試みようとしている方は、ぜひ試してみて下さい!

Maintain app organization when restoring iOS devices | MacWorld

Adam Dachis(原文/訳:まいるす・ゑびす)