Windowsのみ:Windowsでいくつかのファイルを移動させる時は、同時にいくつもエクスプローラのウィンドウを開くことになります。『QTTabBar』は、WIndowsのエクスプローラにタブ機能を追加してくれます

 QTTabBarの主な機能は、WIndowsのエクスプローラを飛躍的に便利にしてくれるタブ機能です。エクスプローラでフォルダを開く時に新しいタブで開くことができ、ファイルやフォルダをドラッグしてタブ間で移動させることができます。エクスプローラのウィンドウを一度に一つしか開かなくて済むようになるので、デスクトップもスッキリします。

タブでフォルダを開く時はミドルクリック、タブを切り替える時は「Ctrl + Tab」キー、その他のショートカットもWebブラウザと同じように使えます

さらに、Windowsのエクスプローラをさらに強力にしてくれるオプションが、他にもたくさんあります。例えば、タブでダブルクリックすると、フォルダのパスがコピーできます(ツールバーにある、パスをコピーするボタンをクリックしてもOK)。また、エクスプローラで使えるキーボードショートカットをカスタマイズして追加することもでき、かなり便利です。

ただ、QTTabBarをインストールした後は、Windowsのエクスプローラで「Alt」キーを押して「表示 > ツールバー」のメニューをオンにする必要があるかもしれません。

米Lifehackerでは、以前にも紹介したことがありますが(英文記事)、あれからかなり時間が経ちました。ここ数年でオプションの数がかなり追加されただけでなく、安定性も向上しています。

昔試したみたもののイマイチだったという方、同様のツール『Total Commander』を使ってみたけど合わなかった方は、ぜひ新しいQTTabBarを試してみてください。エクスプローラが新しく蘇るように感じることでしょう(まだベータ版ですので多少のバグはあります)。

※ ベータ版の2.0バージョンをリリースしてからかなり長い間、開発者の中で混乱があったようで、結局「SourgeForge」で開発されたものが公式版としてリリースされるようです。よって、以下のAddictiveTipsのリンクは、SourgeForge版のリンクとなっています。混乱するかもしれませんが、念のためオリジナル版はこちらです。

QTTabBarは、Windowsのみ対応で無料ダウンロードできます。

QTTabBar | via AddictiveTips

Whitson Gordon(原文/訳:的野裕子)