2010/07/05 ■ 3D野郎マストバイ!今月の『小学一年生』がスゴい Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

小学館「小学一年生」の今月号(2010年8月号)はすごい!
「8月号はとびだす小一!3D大特集!」とアオリが入っていますが、これが意外なほどの本気3Dなのです。アナグリフ(赤青メガネ)もセロファンのぺらぺらの眼鏡ではなく「赤青3Dじょうぎ」ことプラスチック製の折りたたみ式定規がふろくにイン!これでお値段700円!


まずは定番アナグリフ(赤青メガネ式)の3D。しかしこれが意外とスゴイというか、その道のプロ(関谷隆司さん)がきちんと撮影・加工した写真を使っているので、非常に自然な立体感を楽しめます。…と書いて、凄さがうまくつたわらないのがもどかしい。

たとえば先日(2009年11月1日)「嵐チャレンジ☆week」と称してテレビ地上波でアナグリフによる3D放送が(一瞬だけ)行われました。その際に事前に赤青メガネが付録として添付されたテレビ誌(TV LIFE誌)があったのですが、そこに掲載されていたアナグリフ写真は…こう言ってはなんですが、たいへん残念な仕上がりでした。「ああ、一般的に赤青メガネっていうとこの程度だと思われているんだろうなあ」という感じ。
それが、今回の「小学一年生」ではその道のプロが撮りプロが加工したアナグリフ。ある意味「枯れた」技術である赤青メガネですが、枯れているからこそきちんと調整すると侮れないのです。

3D関連のふろくは「赤青3Dじょうぎ」と「立たいシアター」「3D立たいブック」。誌面にもアナグリフの3Dコンテンツが結構入っています。まさに総力特集。

「立たいシアター」は、アナグリフではなく平行法・ビューア式によるステレオ写真です。フルカラーのステレオペア写真を立体視できるビューアまでついているというわけ。FinePix REAL 3D W1で撮影した3D写真を印刷して視聴するための立体視ビューアとしても当然使えます。

そして目玉の「赤青3Dじょうぎ」は、表面にプラスチックの成型でできた微妙なゆがみがあるためビューアとして性能が高いわけではないですが、折りたためるプラスチック定規で普通に文房具としていつでも携帯できる赤青メガネというのは正直それだけでかなりアツい!

というわけで、3D野郎必携激アツの「小学一年生」2010年8月号。3Dに興味があるならこれは買い!

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