みずほコーポ、印タタと提携 有力企業を相互に紹介
みずほコーポレート銀行は17日、都内でインドの大手財閥タタグループと提携関係を強化することに関する覚書を交わした。両国の有力企業を互いに紹介するほか、技術交流の推進や金融支援を柱としている。国内上場企業を主な顧客とするみずほコーポ銀は取引先のインドビジネスに弾みを付ける狙いだ。
インドで自動車や鉄鋼事業を幅広く展開するタタグループは17~18日の日程で幹部40人が来日。両企業の幹部が17日、日印ビジネスの関係強化について合意し、タタ側は今回の訪日で国内の約60社と面談する。今後はタタが設立するファンドにみずほが数十億円を出資し、企業や技術の交流を推し進める計画だ。