吟遊詩人と琵琶法師 ――うたいあるく詩人が盲なわけ

吟遊詩人が盲なのはどうしてかしら…と素朴な疑問を投下したら、世界の盲文化史の話になりました。
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壺屋めり @cari_meli

伝統的に吟遊詩人と盲が関連づけられるのどうしてなの?

2011-02-15 01:31:24
のみほ@スイス🇨🇭 @nmh198

@cari_meli 琵琶法師的なものだと思ってました...

2011-02-15 01:32:15
くら @neurosnowblind

@cari_meli ホメロスとかそういうの? 琵琶法師みたいなもんじゃないのかな、良く知らないけど。

2011-02-15 01:33:21
のみほ@スイス🇨🇭 @nmh198

@cari_meli 盲だから琵琶法師になるのだと思っていましたが...そういうことではなく?

2011-02-15 01:40:26
Pinguino @kaorekaora

あまり良い回答になってないかもだけど、(吟遊詩人がよく持ってる)リュートという楽器は、ポジショニングさえ手の感覚として掴んでしまえば盲目でも弾ける(らしい)。よって結果的にリュート弾きの盲目率は高くなる→吟遊詩人といえば盲目というイメージができあがる RT @cari_meli 

2011-02-15 01:41:43
壺屋めり @cari_meli

@nmh198 どうして音楽を伴わなければいけない感じなんだろう?と思ったのでした。普通に僧にはなれなかったのかしら。

2011-02-15 01:44:15
のみほ@スイス🇨🇭 @nmh198

@cari_meli ああ、音楽でしたか。聴覚が研ぎ澄まされるから、一芸加えてということなのかしら。

2011-02-15 01:47:05
壺屋めり @cari_meli

@nmh198 なんだか音楽によって魔術的な要素が加わるような気はしますね。

2011-02-15 01:51:50
六枚目 @vellum6e

琵琶法師もそうでしょうか。@kaorekaora @cari_meli> 結果的にリュート弾きの盲目率は高くなる→吟遊詩人といえば盲目というイメージができあがる 

2011-02-15 01:48:52
@novembre24

@kaorekaora @cari_meli なるほど、興味深いですね。琵琶法師とかもそうですね。

2011-02-15 01:50:00
壺屋めり @cari_meli

文学などでは盲は目の見えない代わりになにか超人的能力を与えられている場合が少なくないと思うのだが、これはプラトンの古来より視覚が五感のなかで最も優れているとされたこととなにか関係あるのかね?

2011-02-15 01:47:47
ryaoyam @ryaoyam

テイレシアス? “@cari_meli: 文学などでは盲は目の見えない代わりになにか超人的能力を与えられている場合が少なくないと思うのだが、これはプラトンの古来より視覚が五感のなかで最も優れているとされたこととなにか関係あるのかね?”

2011-02-15 01:50:22
のみほ@スイス🇨🇭 @nmh198

@cari_meli それだと日本のお話には適用できないですよね。推論ですが、目が見えない=我々とは違う異質のもの=一種の畏れから、超人的能力を与えるられたとか?

2011-02-15 01:50:43
壺屋めり @cari_meli

人間と神の仲介役とかによくありますよね。畏れからってのはありそう。 RT @nmh198: @ それだと日本のお話には適用できないですよね。推論ですが、目が見えない=我々とは違う異質のもの=一種の畏れから、超人的能力を与えられたとか?

2011-02-15 01:54:17
@96_yuki

@cari_meli 僧になるというのは、現世の快楽をすべて捨て去るということで相当な覚悟が必要とされます。それよりは、食い扶持を稼ぐ手段を探す上で琵琶なり竪琴なりをひき、それが「盲人と言えば…」という社会通念になったのかと。

2011-02-15 01:55:25
壺屋めり @cari_meli

ふむふむこれはしっくりくる。 RT @96_yuki: @ 僧になるというのは、現世の快楽をすべて捨て去るということで相当な覚悟が必要とされます。それよりは、食い扶持を稼ぐ手段を探す上で琵琶なり竪琴なりをひき、それが「盲人と言えば…」という社会通念になったのかと。

2011-02-15 01:59:53
とり~な@trionaP広報 @triona_klee

@cari_meli 昔の日本では、不具の人は宗教的観念上、一種常人とは違う特殊な存在で「ケ」の世界(定住・農耕)の住人たりえないとされ、それは「ケガレ」→差別と短絡できるものではなく、「ケ」=日常世界の対義→「ケガレ」と同時に「ハレ」=非日常の霊的世界に通ずる存在とされた…

2011-02-15 01:49:59
とり~な@trionaP広報 @triona_klee

@cari_meli という観念が前提にあり、音楽や詩もまた昔の人は神秘的なもの、「言霊」と考えた…それを操る吟遊詩人は、ある種の聖職者・シャーマンで、神や霊といった非日常世界との取りなしをする役目…不具の人は「ケ」の外の世界に属するため、その不思議な力が宿ると考えられた

2011-02-15 01:59:16
⚡️るー子⚡️ @ryk0928

うーん。。ユダヤ教の世界だったら、目の見えない人は基本的には、"罪人"なので、畏れる気持ちがあるとは思えぬが…。按摩さんに盲目の人が多いのは、目が見えなくても出来るからなんだっけか。

2011-02-15 01:59:52
壺屋めり @cari_meli

分かったことは、バックグラウンドが違いすぎるのでホメロスのような吟遊詩人と日本の琵琶法師を一緒に考えてはいけないということ、だな…。

2011-02-15 02:01:32
tommy @komomo_cat

@cari_meli 江戸幕府は盲人に針治、按摩、琴三味線を独占させて、これが日本法制史において福祉事業の役割があったとして評価されているよーーちなみに私は宮城道雄リスペクト

2011-02-15 02:00:48
壺屋めり @cari_meli

なんと、法で定められとったんか RT @komomo_cat: @ 江戸幕府は盲人に針治、按摩、琴三味線を独占させて、これが日本法制史において福祉事業の役割があったとして評価されているよーーちなみに私は宮城道雄リスペクト

2011-02-15 02:03:01
⚡️るー子⚡️ @ryk0928

なんと。按摩さんは、法律だったのか。凄い。

2011-02-15 02:05:08
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