[ウェブサービスレビュー]世界各国のタイムゾーンを一覧できる「Every Time Zones」

Thomas Fuchs
内容:「Every Time Zones」は、世界各国のタイムゾーンを一覧できるサービスだ。世界11都市のタイムゾーンが画面上に並んでおり、いまがそれらの都市で何時何分に相当するのか、すばやく確認することができる。

 「Every Time Zones」は、世界各国のタイムゾーンを一覧できるサービスだ。世界11都市のタイムゾーンが画面上に並んでおり、いまがそれらの都市で何時何分に相当するのか、すばやく確認することができる。現地に電話で連絡を取りたい場合や、現地で開催される発表会などのスケジュールを確認するのに便利だ。

 サイトは1ページで完結しており、上から順に各都市のタイムゾーンが表示されている。ページ上には現在時刻がプロットされており、いまが各都市で何時に相当するかひとめで分かる。画面上をクリックして基準となる線を移動させることにより、前後1日程度で任意の時刻を確認することもできる。クリックした時間でユニークなURLが発行されるため、コピペしてメールに貼り付けて相手に送るのも簡単だ。

  • 「Every Time Zones」。世界11都市のタイムゾーンが一覧できる。地域は全世界均等というわけではなく、米国圏が多い

  • 基準となる黄緑色の線をクリックで移動させると、その時刻に各都市が何時なのかが表示される

  • 例えばこの例では、サンフランシスコに朝9時に電話するならば、日本では午前2時になるまで待てばよいことがわかる

 掲載されている都市は、サンフランシスコ、シカゴ、ニューヨーク、リオデジャネイロ、ロンドン、ウィーン、ムンバイ、シンガポール、東京、シドニー、オークランド(ニュージーランド)の11都市。これらはPC版では固定となっており、任意の都市を新規に追加するといったことはできない。各都市の横には標準時からの時差が表示されているので、掲載されていない都市についてはこれを見ながら補完するとよいだろう。

 表示はすべて英語だが、日時を中心とした文言ばかりなので、意味が分からずに困ることはまずないだろう。なお本サービスは基本的にiPadを前提に設計されているようで、iPadから表示した場合もまったく同じ機能が使えるほか、PC版にはない都市の選択が行える。この場合、前述の11都市に加えてホノルルとデンバーが追加され計13都市となるほか、不要な都市は表示をオフにすることもできる。PCで表示させるのもよいが、iPadに表示させ、卓上時計のような使い方をするのも一興だろう。

  • 日付が変わると背景のバーの色も変わるので、日付変更線を超えたか超えていないかも分かりやすい

  • iPadで表示したところ。基本的な画面構成は同一だが、右上の設定画面から各都市の表示をオンオフできることが異なる

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