秋アニメな話・しょの1「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」 | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

秋アニメな話・しょの1「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」

10月4日(日)に第1話が放送された、MBS・TBS系「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」。
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の岡田麿里(シリーズ構成・チーフ脚本)と、
長井龍雪(監督)がタッグを組んだ期待作ですが、
第1話を見た限りでは、シリーズの原点回帰と受け止めたわ。
長い戦いから300年後の火星。
ミカこと、三日月・オーガス(CV:河西健吾)は、
ストリートチルドレンのころからの付き合いである、オルガ・イツカ(CV:細谷佳正)とともに、
民間警備会社クリュセ・ガード・セキュリティ(CGS)の参番組に勤めているが、
CGSが同世代の子供をこき使うブラック企業であったため、
同僚のビスケット・グリフォン(CV:花江夏樹)とともに、反乱を起こそうと水面下で動いていた。
そんなある日、反乱を起こすチャンスが来た。
火星の独立運動に携わる少女、クーデリア・藍那・バーンスタイン(CV:寺崎裕香)の護衛をすることになるが、
独立運動を阻止するギャラルホルンがCGSを強襲。
参番組を放置し、こき使う社長がいる壱番組が裏口から逃げたが、
これはオルガの想定の範囲内で、ようやくアレを永い眠りから覚まさせることができる。

CGSの動力炉として使用されていた300年前のモビルスーツ、ガンダム・バルバトスを。
ミカはバルバトスに乗り込み、ギャラルホルンのモビルアーマーを槍一撃で撃破。
ミカ、オルガ、ビスケット、クーデリアの長い戦いが始まった。

第1話を見て、ワタクシが思うに、シリーズの原点回帰を図っていると見た。
「SEED」「SEEDディズティニー」「00」が腐女子をターゲットにした感が否めず、
「AGE」と「ビルドファイターズ」は、ガンプラ(R)をはじめとしたホビー重視。
(ちなみに「ガンプラ」は、ガンダムシリーズすべての広告代理店である創通の登録商標です。)
ここまでは、オールドファンからは物足りなさがあった。
昨年の10月から2クール放送された「Gのレコンギスタ」は、
シリーズの始祖である「機動戦士ガンダム」の総監督・富野由悠季による、
今の日本のアニメの風潮になった”すべらないアニメ”を展開。
ワタクシとしては、”皆殺しの富野”らしからぬ終盤に救われた感があったわ。
主人公ベルリ・ゼナム役の声優を務めた石井マークという逸材もチェックできたしね。

今回の「鉄血のオルフェンズ」に出てくる参番組の少年たちは、
「機動戦士ガンダム」の主人公アムロ・レイと同じ心情で、
10代後半であるにもかかわらず、戦地に赴かざるを得ない状況やった。
目の前のギャラルホルンのモビルアーマーを、
ミカが操縦するガンダム・バルバトスがなぎ倒す、蹂躙する。
そうゆう展開を心待ちにしている。
「あの花」や、現在上映中の「心が叫びたがってるんだ。」の岡田&長井コンビが、
日曜夕方5時らしい、スカットした展開を願おう。

Raise Your Flag
少年たちよ、旗を振りかざせ。


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