来年期待したいイブニング漫画3選
北海道にGはいないそうです。寒すぎることが原因のようですが、Gを見なくていいのと寒いのを我慢するのってどっちがいいんでしょうね。今年1年、北海道に住んでみて結論は出ませんでした。
ただ、よくよく考えてみると部屋で見たのは実家のオンボロ屋敷の時くらいで大学以降は部屋で見たことってないです。外とか大学・会社で見たことはありますが・・・。何にせよ、あの不気味なフォルム、光沢、カサカサ感。思い出すだけでおぞましいです。某漫画で見開きのGだった時はページを触るのすら嫌でしたね。
あの生物を好きな人間がいるんだろうかと思いつつ、もしかしたら好きになれるかも??と淡い幻想を抱かせる漫画がイブニングに存在します。その名は「害虫女子コスモポリタン」です。
美少女”G”
え、何これ・・・、可愛い。
黒髪ロングの光沢やカサカサ感はGそのまんまです。ただ、不気味ではありません。擬人化が叫ばれる昨今ですが、こうもベクトルを180度反転させるとは・・・。
この漫画はGが主人公をやっていますが、むしろ他の虫たちを紹介している方がメインだと思います。結構、色々と知識を得ることが出来るいい漫画です。虫の名前が多数出てきますが、それをググると大変なことが起きかねないのでそこは覚悟の上で・・・。
Gが主食のアシダカグモ
草食系のヤスデと肉食系のムカデ
Gが主食の虫ってのもいるんですね・・・。知らなかった。あと、ヤスデとムカデの違いも分かんねーよ。でも、全部可愛いからそれでいいや。
なお、この漫画の主体は害虫駆除にあるようです。作品でも「害虫駆除に役立つ漫画」と銘打っており、本物の虫が嫌いで害虫駆除に興味がある方は是非是非どうぞ。もしかすると害虫にだって愛着が湧く・・・・わけないな。残念ながら毎号掲載ではないのですが、来年には1冊くらい本を出して欲しいです。
そういや、Gって黒髪ロングなんだね・・・。
そんなわけで、イブニングですよ。
イブニングにはいい漫画がたくさん詰まっていますよね。少女ファイトとかアザゼルさんとか大好きです。有名な漫画がある中で、単行本にはなっていない作品でもいいものはある。期待したい作品がある・・・ということで3つほど選んでみました。
残り2つの内、もう1つは「しばちゅうさん」です。
しばちゅうさん
モデルはもちろん三国志でも有名な司馬懿仲達です・・・が、かなり脱力系です。仲達といえば魏蜀呉時代の中盤?から終盤にかけて活躍した人物。孔明との戦いはかなり熱いです。某月マガの龍狼伝ではラスボス扱いとなっているほど。かなりの重要人物ですが、このしばちゅうさんではもう・・・何だ、やる気あるのか???首を回す前に働け!!
きっとこの漫画が進むにつれて活躍するに違いない。せめて曹丕が上に行くまでは描いて欲しいよ。
最後は「ブッシメン」です。
仏師、つまり仏の像を彫る主人公が、これまた仏を題材にしたフィギュアに出会うお話です。最新話では、そのフィギュアの製作現場を見たところです。仏像とフィギュアって確かに近いところがあるのかも??と思ってみたのですが、よくよく考えたらどちらにもあまり詳しくないのでそこはどうなんでしょうね・・・。まぁ、きっとその部分を面白く描いてくれるに違いありません。
ちょっと最新話で驚いたのが、仏像と一言に言っても色々あるらしいというお話。例えば、手の形とか付属の飾りとかが細かく決まっているらしいです。なかなか触れる機会のないジャンルなだけに興味津々です。
死んだ仏師の父親が死ぬ間際に手にしていた仏像。それが何かを探っていたら、実はアニメのキャラに行き着いたというちょっとした変り種作品。第1話からかなり期待させる内容でしたが、まだまだ何か隠している部分が多く来年に期待したいところ。そもそも仏像にもフィギュアの製作過程もよく分からないので楽しみです。
最初は小粒でも高確率で大粒に育てることに定評のあるイブニングなだけに、上記の作品の成長には不安がありません。期待大です。もしかしたら来年あたり、この中のどれかが話題になることも・・・。
・・・・・。
・・・・・・とか思ってたら、
大鳥山あきら君
来年もアザゼルさんの年かな。
むしろアザゼルさんは攻めすぎw