9月中旬、高さ30メートルにものぼる炎の竜巻がオーストラリアの奥地で発生しました。
このような現象が起きるのは非常に珍しく、起きたとしても通常は2分程度でおさまるそう。ところが、今回は40分にも渡って炎上していたそうです。
竜巻の様子を撮影したのは、Alice Springs Film and Televisionのクリス・タンジィ(Chris Tangey)さん。この日はたまたま新作映画のロケーション調査に来ていましたが、仕事が終わって移動しようとしたところ、300メートルほど離れた場所に巨大な火柱が「戦闘機のような轟音を鳴り響かせながら」渦巻いていたとのこと。
クリスさんは奥地の撮影を23年間続けるベテラン。しかし、こうした現象を目にしたのは初めてで、ただただ驚愕したそう。「もし事前に知っていたら、これを観るために喜んで1,000ドル払うよ」というから相当なモノです。
それにしても、たった300メートルの距離で高さ30メートルもの火柱が地を這う様子は、見ていてかなりハラハラしそうですね!
Rumi(Molly Oswaks/米版)