書物蔵

古本オモシロガリズム

京都の火災保険地図が発見されたりとぞ(゜〜゜ )

読書日記さんがツイトしてたので気づいたのだが、京都の火災保険地図が京都府の資料館で発見されたりとぞ。

京都 昭和初期の地図見つかる
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101216/k10015881531000.html

動画でも説明書きでも、なぜだかぼやかした言い方になっているが、これはまさしく火災保険地図でち\(◎o◎)/!
この地図は当時、特殊な用途で、限定的にもちいられたものにすぎんので、久しく忘れられておった。
1982年ごろ、都市整図社の当時の社長さんが、原図をそのまま都内各区の区立図書館に寄贈してくれたと当時の新聞記事にあるそうな。
それとは別の火災保険地図を某区緑図書館にて見たこともある。
どうやらまだまだ火保図はうもれているらしい。
昭和30年代の住宅地図がきわめて重要な史料であるように、カホズもまたきわめて重要。住宅地図以上の精密度であることもあるが、それよりも、その多くは戦前の地域情報の宝庫だからである。
わちきも、都立の東京室がいまみたいになる前、実家が陸軍記念日に焼ける前の状態を見て、感動したことであった。

有栖川でひいじいちゃんに会う(^▽^)/ 火災保険地図!
Starhttp://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20050624/p5

あれ、もう5年もまへのことなのかぁ。
しかし、全国の火災保険地図を発掘して一大叢書にまとめたら、これはありとあらゆる人文系の研究に役立つことうけあい。
まあ不動産業にも役立つけどね。