リオデジャネイロも東京もトップ不在で荒れる・・・ | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

リオデジャネイロも東京もトップ不在で荒れる・・・

 東京都の舛添要一知事の政治資金「公私混同」問題で、都議会自民党は14日、舛添氏の不信任決議案を提出することを決めた。都議会の全会派が不信任に賛同しており、不信任案が成立する。都議会が閉会する15日の本会議で審議される見通し。舛添氏は不信任案の可決後、10日以内に辞職か、都議会解散の選択を迫られ、解散しない場合、自動的に失職する。

 自民党は不信任案提出に先立ち、舛添氏に自ら辞職するよう断続的に働きかけたが、舛添氏は「(リオデジャネイロ五輪後の)9月まで猶予してほしい」といずれも申し出を拒否。各会派には、舛添氏が解散に踏み切る可能性があるとの臆測が広がっている。

 この日は都議会の議会運営委員会に公明、共産、民進系など6会派が不信任案を提出。最大会派である自民党の対応が焦点となった。

 自民党都連は14日朝、国会議員や都議が都内のホテルで対応を協議し、参院選への影響が大きく「舛添氏の早期辞職が必要だ」との考えで一致した。当初は不信任案の提出には慎重だったが、14日午後の議会運営委員会に先立ち、川井重勇議長(自民)が舛添氏に辞職するよう説得。だが、舛添氏が受け入れなかったため、提出を決断した。

 地方自治法によると、不信任案は本会議で都議の3分の2以上が出席し、4分の3以上が賛成すれば可決される。解散した場合は、改選後の都議会で過半数が賛成して不信任案が可決されれば、失職が決まる。
※産経ニュース6月14日21:40配信分より一部引用。

ブラジルのルセフ大統領が国家予算の不正執行による弾劾発動で停職処分を下され、
リオデジャネイロ夏季オリンピックの開会式に来場することは絶望的になった。
国のトップが大事なオリンピックの開会式に欠場するなんて、何か荒れそうな気がする。
で、リオデジャネイロの次に開会される2020年の東京夏季オリンピックのホスト都市のトップが、
公私混同疑惑で知事不信任案が出されたことにより、リオデジャネイロ行きは絶望的に。

ブラジルの大統領と東京の都知事がそろって開会式欠場となると、
国際オリンピック委員会にとっては、計り知れないダメージが生じてしまうんだよね。
集団ドーピング問題が表面化したロシアの大量欠場でIOCが頭抱えているのに、
更なるダメージでリオデジャネイロ夏季オリンピック開催は失敗じゃないのかと。

よく考えてみたら、政治とスポーツは無関係。
その代表的例として、1980年のモスクワ夏季オリンピック。
ソビエト連邦(当時)のアフガン侵攻に抗議し、
アメリカ、日本をはじめとする西側諸国が選手派遣を取りやめボイコットを表明。
オリンピックは平和の祭典。
主役はプレーする選手なのに、政治を持ち込むなんてどうかしてるわ。

政治を持ち込んだせいで、オリンピックは本来の目的を見失っている。
リオデジャネイロ夏季オリンピックの組織委員会は、心をもっと寛大にすべきだ。
ブラジルのルセフ大統領と、東京都の舛添都知事を開会式に招待して、
規模は少なくなるけど、ドーピングに関与していないロシア共和国の選手を受け入れるべきだ。
これ以上、平和の祭典を汚さないでほしい。
っていうか、汚すな。


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