ニトリは28日、全国268店のニトリ全店で850品を11月30日から一斉に値下げすると発表した。値下げ率は自店価格の10~40%とし、下げた価格は元に戻さないとしている。

冬季賞与の見通しが3年ぶりにマイナスに転じるなど、本格的な冬の到来を目前に控え、財布の紐を固くするニュースが続いている。長引くデフレ、電力料金の値上げ、2014年からの消費税率の段階的な引き上げなど、「家計の先行き不透明感は拭いがたく、顧客の低価格・節約志向はますます高まっている」(ニトリ)。

同社は「お、ねだん以上。」のキャッチフレーズの下、顧客の求める機能に絞り、低価格を実現したプライベートブランド商品の企画・製造・販売を自社で行う、「製造物流小売業」(同社)。

全工程を一括で管理することで可能となる、さまざまなコストダウンの成果を顧客に還元すべく、10月にエリア限定の値下げ実験を実施した結果、顧客が「さらに安く」を求めていることが判ったという。この結果と厳しい景気情勢の長期化懸念を鑑み、顧客の要望に応えるべく、この度全店一斉の「値下げ宣言」を決定した。

なお、「値下げ宣言」は今回限りの企画ではなく、継続的に実施していくという。

「値下げ宣言」対象商品の一例としては、3人用ソファ(ヒカリBE)39,900円⇒24,900円(値下げ額15,000円、37.6%引き)、こたつ敷き布団(シープ12)1,990円⇒1,190円(値下げ額800円、40.2%引き)などを予定している。

値下げ宣言商品の一例