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2013年01月14日

深刻化する大気汚染(北京)と隠ぺい

新華社通信は、北京市内が厚いスモッグに覆われ、2日連続で大気汚染が危険な水準に悪化したため、住民は外出を控えるよう勧告されたと報じていますが、問題は汚染濃度です。

中国側の発表では肺まで到達する極めて小さな浮遊粒子の観測値が1立方メートル当たり456マイクログラム(良好な状態は100マイクログラム未満)となっていますが、米国大使館の検査で800マイクログラム超の観測値となっており、中国政府発表とは食い違っています。

この違いは、米大使館発表では北京当局の測定限度が最大500マイクログラムであり、測定限度がないアメリカ独自の測定結果では800マイクログラムを超えたとしています。

また、北京当局は昨年に外国大使館が独自の大気調査結果を公表することは違法との見解を表明しており、
中国政府の隠ぺい体質が明らかになっています。

中国のGDP成長も実はマイナス成長だったと暴露されており、中国の偽装・隠ぺい体質はここにきて加速してきていますが、それだけ不都合な事実が多くなってきたからだと言えます。
(このGDP成長偽装につきましては、次回ワールドレポートにて詳しく解説させて頂きます)





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