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最近のインターネット - 実名匿名関連のアレ 2

去年末あたりの Skype チャットで垂れ流した、特にまとまりのないアレの増補改訂その 2。

  • おれが「匿名インターネット部分肯定&実名と紐付けたインターネット利用大嫌い」というスタンスなのって、ようするに「現代だと人間一人が人生いっこしか生きられないのはまだるっこしい、二つや三つくらいの人生を並行して生きることはできるはず」(←「漠然としたコンセプトが失敗した場合も、なんとなく手元さえ忙しければ楽しいような気がしてくるだろう」という Will Wright 氏ゲー型ゲームデザインといえよう!)と思っているからで、そういう考え方の部分運用として、「暮らしの自分」と「ネットの自分」を別々に経営するのは、ゲームとして適当に手元が暇にならなくて楽しいってことなんだよね。
  • もちろんこの考えの根っこには、「家庭での自分と学校での自分と塾での自分はそれぞれ違っておもしろい」とか「友達 A グループと友達 B グループでは自分の立ち位置や振る舞いが自然に変化してたのしい」みたいな実地の体験がある。いろいろできたほうがおもしろいし、いろいろできてるからこそ個別の自分の振る舞いがラクだ。というか、いろいろできなくなると、一気にきつくなる。ふつうにリスク管理としても、どこかひとつで失敗しても、それ以外がいろいろあるなら助かるってのはあるわけだし。飛び地をあちこちいったり来たりしながらリスクヘッジするのが好きって、そんなへんな考え方ではないはず。
  • だから「暮らしとネットで分ける」みたいな二分法ではなくて、暮らしでもネットでも、やって楽しい範囲であればさらに細かく何分割もするのがふつうだと思っている。まあ振る舞い方自体は、切り分けるのが面倒だから、結局どこでも同じようにやっちゃうんだけど。それ以外の諸要素の大きさを無視するのはやっぱり乱暴だ。