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@okuryu
Created February 27, 2013 23:05
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リモートで働くということ

This is Japanese version of On working remotely - wonko.com by @rgrove.


リモートで働くということ

昨日、Yahoo!は今後リモート環境での業務をやめるという新しい方針を社内で発表しました。

[…]

Beginning in June, we’re asking all employees with work-from-home arrangements to work in Yahoo! offices. If this impacts you, your management has already been in touch with next steps. And, for the rest of us who occasionally have to stay home for the cable guy, please use your best judgment in the spirit of collaboration. Being a Yahoo isn’t just about your day-to-day job, it is about the interactions and experiences that are only possible in our offices.

[…]

Leaked Yahoo! email published by AllThingsD

この新しい方針はとても短絡的で、Yahoo!にとって大きな後退の一歩となるでしょう。

私はYahoo!で三年以上もの間、リモートで働いていましたし、現在もSmugMugでリモートで働いています。Yahoo!にいる間、私は情熱的で生産性が高く、とても優秀な同僚に恵まれ、彼らもまたリモートで働いていました。その中でもまだYahoo!にいるメンバーもいるため、彼らはこの方針の影響を受ける可能性があります。

この方針のショッキングな事はYahoo!のマネージメントがオフィスで一緒に働けば、より生産的にコミュニケーションを取り、よりクリエイティブになると考えている事ではありません。多くのケースではこれは正しい事です。何がショッキングかというと彼らは全てのケースでこれが正しいと考えているということです。

その理由を説明してみたいと思います。

リモートで働けない人もいる

まず最初に次の事は明らかであることを認めましょう: 全ての仕事がリモートでできるわけではないということ、そして全ての人がリモートで働く事が良い事ではないということ。

私はエンジニアとしてリモートで働く経験をしてきました。時にはチームをリードするなど、私の仕事はとても多くの人との密接な協力によって成り立っていました。そしてまた、私には自主的に個々に貢献する役割もありました。後者はリモートで行うのは簡単ですが、前者は自分と同僚の両方に配慮し、多くの注意を払う必要があります。

通常、リモートでチームをリードしたり高い協働力でプロジェクトをマネージメントすることはおすすめしません。不可能ではないですが、これはあなたにとってではなく、チームとって難しいことです。

個々の貢献をするためにリモートで働くということは、自身が課題とともにあることであり、それは強い規律や主導性、コミュニケーション能力が必要になります。

優秀なエンジニアでもリモートで働くと、ひどくて信頼できないと知っていました。彼らは未熟だったり、オフィスがないとコミュニケーションを取ろうとしなかったからです。これは実際に試してみるまで、誰が良いリモートワーカーか事実上分からないということです。

人によっては自身の裁量に任されると、仕事を続けるための規律が欠けてしまいます。管理や物理的な同僚がいないと、彼らは意識的であれ無意識的であれ気持ちが緩んで、やる気がなくなってしまいます。

彼らはそれが彼ら自身にとって正しいと思っているか(私はたくさんの事をやっていましたよ!休みをもらうのは当然です)、または邪魔が入ったり、遠く離れていることを先延ばしの理由にしています(「くっそ!このコードがどうやって機能するか知ってるのはSaraだけだ。彼女はオンラインじゃないな…」)。もしくはただだらけているだけかもしれません。

Yahoo!の方針の変更の背景としてこういった事が理由の一つではないかと思います。これはYahoo!で誰かをクビにするには立証が難しいですし、ましてや大きな企業ではなおさらのことです。あなたがもしリモートワーカーを雇っているなら、結局彼らがうまくいかないことが分かるでしょう。あなたはせいぜいオフィスで働かせたり、オフィスの他の場所に移らせたりできるぐらいでしょう。まぁ、そこでまた他の誰かの問題になるわけですが。

リモートワーカーは非リモートワーカーよりもリスクを伴います。あなたは物事がうまくいかなくなった場合、彼らを手放す覚悟が必要になります。

リモートがより効果的な人もいる

自身のデバイスから離れたとき、止めようがない生産性を発揮する人もいます。

私もそのうちの1人です。Dav Glassもそのうちの1人です。そして、Luke SmithEric Ferraiuolo、私は彼らと長年の間ともに仕事を楽しんでいました。この私たち4人はみんなYahoo!でリモートで働いていましたし(DavとEricはまだ在籍しています)、時々オフィスに出向いていました。

私たちは現場で期間中にどんなこともやりとげるのは事実上不可能だということが分かりました。生産性の差は驚異的なものでした、オフィスに出向く前にできるだけ多くの作業をすることがポイントでした。一定の中断や気晴らしも含めて、オフィスで1週間過ごしても遅れを取ることはないでしょう。

誰もがこのようにいくとは限りません。人によっては面と向かった連絡や、ランダムなチャットや中断を伴います。私たち4人や、私たちのようなリモートワーカーは長い間、静かな時間を1人で過ごすので、中断されることも限られています。

しかし最も重要なのは私たちは仕事を続け、やり遂げるための規律を持っているということです。そして、物理的に存在していないにも関わらず同僚たちと密に、効果的にコミュニケーションを取ることです。

それは場所ではなく人の問題ということ

人も様々であれば、仕事も様々です。リモートは全ての人のための環境ではありませんが、オフィスもまた全ての人のための環境ではありません。このことを理解している会社もあれば、そうでない会社もあります。

Yahoo!はこれを理解していると思っていた時がありました。彼らは誰でもリモートで働けるようにはしていませんでしたが、みんながリモートで働くことを禁止もしていませんでした。彼らはこれがケースバイケースであるということ、人や仕事によっては素晴らしいリモートワーカーになるということを理解していました。

効果的で責任のあるリモートワーカーももうリモートで働けません。それは彼らがそれが苦手だからではありませんが、人によっては悪い状況となる可能性もあります。これらの人にとっては、彼らの仕事において効果が下げるだけになってしまうでしょう。

また、これは彼らが会社の歯車の一部としてよりも、会社を離れ、ユニークな強みや弱みを持つ人として見てくれる会社でより良い仕事を見つけるきっかけになるでしょう。

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