飛行機墜落事故の様子がGoogleマップに写ってしまっているって!?
カリフォルニア州アラメダ郡のとある場所のGoogleマップを見てみましょう。
民間の旅客機が真っ二つに大破、翼は跡形がなく、破片がそこら中に撒き散らされています。これは大変な事故です。生存者はいたのでしょうか...。まるでTVショーのように完璧なまでの大破っぷり。
しかし、最近アメリカで飛行機墜落事故なんてあったっけ? これ本当の写真?
いいえ。
Google Maps Maniaはこの飛行機墜落のフェイク画像の謎を明かしています。
Googleマップの航空写真から飛行機墜落事故に似せた画像が確認できますが、これは実はアメリカのテレビ番組「Trauma」という企画の中で制作されたものです。かつての海軍アラメダ基地の滑走路でこの大破した飛行機の模型が撮影されました。大破した飛行機の模型としてボーイング旅客機が利用され、確か2009年に撮影されたものだと思います。ちょうどこの辺の地域のGoogleの航空写真は2009年末の方に撮影されたので、たまたまその撮影期間に、その頃置かれていたニセの大破した飛行機の模型が写りこんでしまったのだと思います。
しかし見事なまでに大破してます。騙されるには十分、Googleマップの素晴らしい奇跡。
エイプリルフールの時なんかに、友達に「このGoogleマップ見てごらん! 大変なことになってるよ!」って驚かせるのはアリかもしれないですね。
[Google Maps, Google MapsMania via Reddit]
mayumine(Kyle VanHemert 米版)