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シャーロック・ホームズがスマートフォンを駆使して犯人逮捕!話題のイギリスBBCドラマが日本放送決定

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ホームズが21世紀に活躍するドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」
ホームズが21世紀に活躍するドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」 - Colin Hutton (c) Hartswood Films 2010

 誰もが知っている名探偵シャーロック・ホームズが、現代のロンドンを舞台にスマートフォンやGPSを駆使して犯人を追い詰める21世紀のホームズ譚(たん)「SHERLOCK(シャーロック)」が8月にNHK BSプレミアムで放送されることが決定した。昨年にイギリスBBCで放送され、大反響を呼んだ話題のドラマ作品だ。

 本作は、これまでに何度も映像化されてきたアーサー・コナン・ドイルの原作を「もしもホームズが現代に生きていたら……」という視点から大胆にアレンジしたドラマ。製作総指揮のスティーヴン・モファットマーク・ゲイティスをはじめとする製作陣はシャーロキアンであり、スマートフォンやGPS機能を駆使したシャーロック・ホームズというと一見突飛に映るが、原作のツボを押さえた展開は見事の一言。ベネディクト・カンバーバッチマーティン・フリーマンが演じるホームズ&ワトソンのコンビは、名前はもちろん、原作通り、ベイカー街221Bに住んでいるなど、原作を無視しているのではなく、共通点や相違点をじっくりと楽しむことができる作品に仕上がっている。

 誰もが知っている名探偵であるが故に、シャーロック・ホームズはこれまでに何度も映像化されてきた。原作に忠実なものでいえば、本作同様NHKが日本語版を製作したジェレミー・ブレット主演の「シャーロック・ホームズの冒険」が有名。ジェレミーのホームズ役はこれ以上ない当たり役とされ、それ以降のホームズ役者が避けては通れぬ壁となっている。一方、変り種としては、スタジオジブリの宮崎駿が監督・演出として関わったアニメ「名探偵ホームズ」がある。舞台は19世紀のまま、登場人物をすべて動物に置き換えた意欲作で、コメディータッチが子どもでも楽しめる作品に。また、最近作では2009年製作、ガイ・リッチー監督がアクション満載で描いた映画『シャーロック・ホームズ』が記憶に新しい。ロバート・ダウニー・Jrとジュード・ロウというキャストがワイルドな武道派として大活躍を見せるアドベンチャーで、続編も現在製作中だ。

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 上記のもののほかにもあまたのホームズ物語は制作されているが、スマートフォンを活用するホームズが、そのどれとも異なっている斬新な人物像であることは確か。第1回のタイトルからして、ホームズ第1作「緋色の研究(A Study in Scarlet)」をもじった「ピンク色の研究 A Study in Pink」となっており、原作を知っていればいるほど、作品のあちこちにちりばめられた小ネタに反応せずにはいられない? もちろん原作を読んだことのない人にとっても、名探偵シャーロック・ホームズを現代によみがえらせた作品として、その華麗なストーリー展開やスタイリッシュなビジュアルには心奪われるはずだ。(編集部・福田麗)

「SHERLOCK(シャーロック)」はNHK BSプレミアムにて8月22~24日に3夜連続放送

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