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香川 古巣と凱旋マッチ浮上!来年7月C大阪VSマンU

[ 2012年12月27日 06:00 ]

来年7月、古巣C大阪と対戦することが浮上した香川

 C大阪が来夏にマンチェスターUとの親善試合を計画していることが26日、分かった。関係者によると、既に本格的な交渉に進展しているもよう。会場は長居スタジアムで、開催日は来年7月26日が有力となっている。実現すれば、ビッグプレーヤーへと成長した日本代表MF香川真司(23)にとっては古巣との凱旋マッチになる。

 世界のトッププレーヤーに飛躍した香川が、かつての本拠地に帰ってくる。06年から4年半在籍したC大阪が、来夏にマンチェスターUとの親善試合を計画。関係者によると、既に開催地を長居スタジアムに設定して交渉を始め、実現に向けて動きだしているという。

 C大阪のパートナーカンパニーでもあるヤンマーが、今年9月にマンチェスターUと3年間のグローバル・パートナー契約を結んだことが発端だった。ヤンマーの関係者は「試合をすることも考えている。やるとするなら大阪がいい」と説明。当初は企画段階だったが、ここに来て一気に現実味を帯びてきた。

 今年7月に中国などで親善試合を行ったマンUは、12~13年シーズン終了後の来夏にもアジアツアーを計画している。すでに横浜と対戦することが決まっており、来年7月24日に日産スタジアムで行われる予定。C大阪との対戦が決まれば、マンUは横浜から大阪へと移動し、中1日で26日に親善試合が行われることになりそうだ。

 誰よりもスポットライトを浴びるのが香川だ。C大阪、ドルトムントでの活躍を経て、今年6月に「赤い悪魔」と呼ばれるマンUの一員となった。J2などで研さんを積んだ青年がビッグプレーヤーとなった今、その凱旋マッチに注目が集まることは間違いない。C大阪ラストマッチとなった10年5月15日の神戸戦では、長居スタジアムで決勝FK弾を決めた。当時のチームメートも多く在籍しており、かつての盟友との激突にもなる。現在はプレミアリーグで首位を走るマンU。その一員として「世界のカガワ」がピッチに立てば、真夏の大阪はかつてない熱気に包まれることになる。

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2012年12月27日のニュース