年末の国内便はANA優待券利用がお得
帰省のピークを迎える年末の国内航空券は、羽田発の主要路線を中心に空席がわずかになっている。正規料金が割安な新興航空会社は座席が取りにくい状況で、全日本空輸（ANA）の株主優待割引制度の利用が一番お得と言えそうだ。
新興航空会社、既に満席の便も
12月29日～31日の羽田発の主要航空会社の正規料金を調べた。ドル箱路線の札幌行きはANA、日本航空（JAL）の3万5770円に対し、スカイマークが2万8970円、エア・ドゥが3万70円。福岡行きはANA、JALが3万9070円。スカイマークは2万8970円、スターフライヤーが3万4770円となっている。
ただ、新興航空会社はそもそもの便数が少ないため、現時点で満席の便も目立つ。ANAの株主優待割引の方が席に余裕がある。
ANA優待券の方が安価に
株主優待割引は株主優待券を1枚持っていれば、正規料金の半額で国内線を利用できる制度。ANAの優待券は流通量も多く、金券店などで購入できる。現在の販売価格は都内の金券店で8200～8700円。最安で札幌行きは2万6170円、福岡行きは2万7820円になる計算だ。
（商品部 田上一平）
「気になる値段～定点観測」は毎週月曜、水曜、金曜日に掲載します。
| 12月下旬 | 10月中旬 | |
|---|---|---|
| 大阪 | 20670～24770 | 8870～21200 |
| 札幌 | 26170～28970 | 12170～26700 |
| 福岡 | 27820～28970 | 11970～28300 |
| 小松 | 20420～24270 | 9970～20900 |
| 広島 | 24870～33170 | 9970～25350 |
| 高松 | 24220～31870 | 9970～24700 |
| 鹿児島 | 28920～28970 | 9970～29400 |
| 沖縄 | 28970～29820 | 14670～30350 |
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