一生懸命働いて稼いだお金をパーッと一瞬で使い果たしてしまうのは、あっけないほどに簡単です。
しかし、お金を一瞬で稼ぐのはそうそう簡単にはいきません。本当は必要ないものを衝動買いしてしまいがちな人は、稼いでいるお金を時給換算することで、無駄遣いの抑止力にしましょう。
Photo by Shutterstock.これは「Passion Saving」という金融系のサイトのRob Bennet氏の記事に載っていたTIPSで、自分の頭の中だけでできるとても簡単な方法です。
例えば、時給1,000円で働いている(もしくは月収を時給換算すると1,000円になる)人が、40,000円のテレビが欲しいとします。すると、テレビを見るためには40,000円が必要で、40時間分の労働と同じということになります。
テレビにかかるお金は1週間まるまる働いたのと同じだけですが、これには税金は含まれていません。より現実的に考えるなら、税金などを含めて約50時間分(もしくはそれ以上)の労働対価になるでしょう。そこまで計算して自分の胸に問いかけるのです。
「人生の50時間以上を使ってでも、40,000円以上するテレビが欲しいだろうか?」
「時は金なり」と言いますし、目には見えなくても時間はとても貴重なものです。そんな貴重な時間を使って稼いだお金ですから、ストレス解消や一時的な欲求の衝動買いで結局後悔してさらにストレスを溜めるようなことは避けたいものです。
頭の中で時間とお金の計算をしてから買っても遅くはないと思いますよ。
Ten Unconventional Saving Money Tips | Passion Saving
Adam Dachis(原文/訳:的野裕子)