14年ブラジルW杯アジア最終予選に臨む日本代表に暗雲が漂ってきた。練習中に右足裏を踏まれて軽傷とされてきたイングランド2部サウサンプトンの日本代表FW李忠成(26)のケガが、予想以上に重傷だったことが1日、分かった。

 関係者によると、3月31日のブラックプール戦のベンチを外れ、4戦連続ベンチ外となった李は、患部の再検査を受診。右足人さし指の骨折と診断され、患部をワイヤでつなぐ手術を受けたという。

 サウサンプトンは来季、プレミアリーグへの昇格が濃厚。李は8月の開幕に間に合うようにリハビリを行う意向だ。そのため、6月に行われるアジア最終予選3試合への出場は厳しくなった。