Maker Faire Tokyo 2013で、「公立はこだて未来大学 迎山研究室」が展示していた「物理プログラミング」。記事冒頭の写真のように、コードが書かれたブロックをつなげていき、カメラで撮影。画像からコードを読み取り、実際にプログラミングができあがるというプロダクトです。プログラミング言語は「Scratch」をベースにしているとのこと。

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裏側に磁石を仕込んであるので、ぴたっとくっつく

「触り心地も気をつけてつくりました。まだ『やってみた』という感じですが、今後は簡単なロボットを動かせるようになったり、学習リモコンと連動して家電の操作をしたりといったことができたらと考えています」と、お話を伺った八城朋仁さん。

組み合わせるだけで電子回路がつくれる「littleBits」もそうですが、何気なくブロック遊びをしていて、気づいたら専門的な初歩がわかっていた。こういった形でのアプローチは、子どもにとっても、大人にとっても、好奇心を広げるきっかけとなってくれそうです。

(長谷川賢人)