恋する脳ってこんなかんじ

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恋する脳ってこんなかんじ

エジプト人は、心臓で物を考えると思ってたそうです。

恋をするとハートがキュッとするからかな? ロマンチックで素敵かも!? ただ、残念ながら違いますよね。今ご覧になっているのは、あなたが恋をしている時に、醜くて、シワシワで、ぐにゃぐにゃしているニューロ化学物質のどの部分が反応しているのか? を表したもの。これが真実です。

それでは、この図を少し詳しくみていきましょう。

赤い部分 :燃えるような恋をすると強く働くところ。

ピンクの部分:違う種類の恋に対して働くところ。

1. 前頭前野背外側部

2. 島皮質

3. 上側頭回

4. 角回

5. 後頭皮質

6. 後頭側頭回

7. 腹側側頭領域

1~7の部分以外にも、目に見えない内部尾状核、視床前帯状領域、後部海馬、中心前回

にも情熱領域がります。

次に、脳内化学物質と影響についてです。恋をしている時は、ドーパミン、オキシトシン、バソプレシンが多く分泌され、セロトニンの分泌が少なくなります。脳がそのような状況になった時、感情にもいろんな影響が出てきます。こんな風に。

ドーパミンが沢山:喜び、やる気が出て、逆に悲しみを感じずらくなります。

オキシトシンが沢山:信頼、愛着が高まり、逆に恐怖が少なくなります。

バソプレシンが沢山:性的刺激、引き付ける魅力が高まり、不安を感じずらくなります。

セロトニンの分泌が少ない:強迫思考と攻撃性が高まります。

まぁ、恋してるからって、「今、自分の前頭前野背外側部が活発に活動してるよぉ」なんて意識しないし、する必要もないですけど...、ちょっと面白いですよね?

今、あなたの脳もこの状態になっているといいですねぇ~。 両想いでも片思いでも、恋をするって素敵ですから。

[Scientific American via The Hairpin]

Matt Buchanan(原文/junjun )