【project GFF】GFF主要三社インタビュー全文掲載(第1回)

※2007年夏の福岡について

070914_02.jpg※このインタビュー記事は、電撃PlayStation 9月14日発売号付録「project GFF」に掲載されたものの完全版になります。

日野晃博氏(株式会社レベルファイブ代表取締役社長、以下全回敬称略):GFFのはじまりからというかな、きっかけからお話しすると、最初は松山さんが一人でやってたんですよね、サイバーコネクトツー会社説明会を。全国の専門学校を回って、学生さんに「ぜひ、うちに来てください」とお願いしていたんです。

松山洋氏(株式会社サイバーコネクトツー代表取締役社長、以下全回敬称略):黙ってても来てもらえないから(笑)。自分たちから行かないとね。そうした事情は各社共通でしたから、自然と「それならいっしょにやったらいいんじゃないか」という話になりまして。

日野:だったら、せっかくだから山倉さんにも声をかけて三社でやりましょうということになったのが、GFFが生まれたきっかけでしたね。

松山:ところがですねぇ、レベルなんとかというウルサイ会社があってですねぇ(笑)、どうせ三社でやるなら、もっとこうしなきゃいけないとか、いろいろ言うんですよ、はい。

日野:いや、それは違う。あれは絶対、松山さんから言い出したんだと思うよ。

山倉千賀子氏(株式会社ガンバリオン代表取締役社長、以下全回敬称略):えぇ〜、やっぱり日野さんだったと思うけどなぁ、そこのところは。日野さんだったと思う人、手を挙げて!(山倉氏と松山氏が挙手) ほら、やっぱり(笑)。

日野:いや、絶対、違うって……。まぁ、それはいいんですけど、三社でいろいろやったり話したりしているうちに、どうせだったらイベントにした方がいいんじゃないかというような話にもなっていったんですね。たぶん、その過程でGFFのコンセプトも出てきたんだと思います。

松山:イベントをやろうというのはいいんですが、とはいえ、僕たちは開発会社なんですね。ゲームを作る会社です。その開発会社が説明会どころかイベントを開く意義というのはなんだろうかと、そこは議論になりました。ゲームメーカーがゲームを宣伝したり売るためのイベントは、東京ゲームショウを筆頭に、数多くあります。ところが、それとは根本的に目的が違いますよね。僕たちはゲームを作ること、そのおもしろさ、楽しさを知ってもらって、さらに自分たちの会社にも興味を持ってもらわなければならないわけです。ここは本質的な違いでした。

山倉:いろいろな議論の結果、2003年にイベントを開いたんですが(2003年8月25日から31日にかけて開催されたイベント、GAME FACTORY FUKUOKA 2003のこと。福岡市天神地区で、様々な展示やカンファレンスが行われ、広く注目を集めた)、そこまではほぼ、この三社しかいなかったといいますか、三社ですべて進めていました。

(次回に続く)

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■FUKUOKA 2007

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