マネタイズの最初の一歩。ウェブサイト体力測定!(1)
ダイエットとマネタイズいうのは意外に似ています。
ダイエットで失敗する人成功する人というのは何が違うのでしょうか?
私なりに考えてみると失敗する人の多くは短期的に効果がである方法に走っているように見えます。サプリだったり運動器具であったり。そしてその効果は一時的にぱっと出る可能性もありますが残念ながら多くの場合継続的に体重を下げるという目的には貢献できない。
一方でダイエットに成功する人はどんな人でしょうか?それは自分の状態を知り、無理のないダイエット計画を練り、そしてそれが間違っていれば修正し、なにより計画を継続し続けることができる人ということになるでしょう。
マネタイズで失敗する人成功する人も同様です。
マネタイズに失敗する人はまず短期的な収益手段に飛びつきます。端的に言えばGoogle AdSenseを入れたり、Amazonのアフィリエイトタグを入れたり、各種のアフィリエイトプログラムに参加する。そしてそれらの管理画面の金額部分をひたすら追いかける。そして全然成果が上がらずがっかりする。そしてアフィリエイトの本を書店や見つける、ググって攻略サイトを見つける。そして料率の高い、しかし怪しげな商材を取り扱ってしまう。そしてサイトの信頼性を失っていく。
マネタイズに成功していく為には、まずそのような手段に走る前に、ウェブサイトの体力測定が必要です。
まず最初あなたのウェブサイトにおける二つの数字を知りましょう。
ひとつは1.ページビュー数(Pagevew, PV)、もうひとつは2.利用者数(Unique User, UU)です。これはアクセス解析から得られる数字です。これらの数字を得るための測定を仮に「サイト価値測定」としましょう。
次に行うことはあなたのウェブサイトにおける三つの数字を知ることです。
ひとつは3.広告の表示回数(impression, imp)、ひとつは4.広告のクリック率(Click Through Rate, CTR)、最後に4.広告のクリック単価(Cost Per Click, CPC)です。これは広告システム(広告配信及び管理システム)から得られる数字です。これらの数字を得るための測定を仮に「広告価値測定」としましょう。
- 「サイト価値測定」
- ページビュー数(Pagevew, PV)
- 利用者数(Unique User, UU)
- 「広告価値測定」
- 広告の表示回数(impression, imp)
- 広告のクリック率(Click Through Rate, CTR)
- 広告のクリック単価(Cost Per Click, CPC)
大切なことはこの二つの測定を同じ基準で行うことです。
多くのウェブサイトが、サイト価値測定は例えばA社の「a」というサービスを使い、
広告価値測定はB社の「b」というサービス、という具合に異なるサービスを利用しています。
サイトの制作と運営を主たる業務とするチームがサイト価値測定をアクセス解析を通じて行い、広告収益の最大化を狙うチームが広告価値測定を広告システムを通じて行うことで生まれる現象です。
この二チーム制ではウェブサイトの収益を最大化することはできません。(続きます)