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立川断層帯

 立川(たちかわ)断層帯は、関東山地東部から武蔵野台地西部にかけて分布する活断層帯です。
 立川断層帯は、埼玉県入間郡名栗村から東京都青梅市、立川市を経て府中市に至る断層帯で、名栗断層と立川断層から構成されています。全体として長さは約33kmで、概ね北西−南東方向に延びています。本断層帯は北東側が相対的に隆起する断層で、北西部では左横ずれを伴います。
 文部科学省では、平成24年度から、「立川断層帯の重点的調査観測」を実施しています (詳細は、東京大学地震研究所のサイトをご覧下さい)。

※それぞれの図をクリックすると大きく表示されます。
 

 【 断層帯の過去・将来の活動 】  【 将来の地震発生の可能性 】  【 もしこの地震が発生したら 】  【 リンク 】

○断層帯の過去・将来の活動  [上に戻る]
<過去の活動>
 立川断層帯の平均的な上下方向のずれの速度は、0.2−0.3m/千年程度と推定されます。本断層帯の最新活動時期は約2万年前以後、約1万3千年前以前で、平均活動間隔は1万−1万5千年程度であった可能性があります。
<将来の活動>
 立川断層帯では、将来マグニチュード7.4程度の地震が発生すると推定され、その際に北東側が相対的に2−3m程度高まる撓(たわ)みや段差が生じる可能性があります。本断層帯は、今後30年の間に地震が発生する可能性が、我が国の活断層の中ではやや高いグループに属することになります。

 詳しい内容を知りたい方は、「立川断層帯の評価」( html版 / PDF版(3.4MB) )をご覧下さい。


○将来の地震発生の可能性  [上に戻る]
 地震の規模  : M7.4程度
 地震発生確率: 30年以内に、ほぼ0.5%〜2%  地震発生確率値の留意点
 地震後経過率: 0.9−2.0  地震後経過率とは?
 平均活動間隔: 10000年−15000年程度
 最新活動時期: 約20000年前−13000年前

 詳しい内容を知りたい方は、「立川断層帯の評価」( html版 / PDF版(3.4MB) )をご覧下さい。

 ※平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に伴い、地震発生確率が上記の値より高くなっている可能性があります。
  詳細は、「東北地方太平洋沖地震後の活断層の長期評価について」(PDF 1MB)をご覧下さい。


○もしこの地震が発生したら  [上に戻る]

【「詳細法」・「簡便法」とは?】

 【詳細法震度分布】
【ケース1】
【ケース2】
 【簡便法震度分布】

※図中の波線範囲は詳細法による解析範囲

 詳しい内容を知りたい方は、 「全国地震動予測地図」 をご覧下さい。

○リンク  [上に戻る]

 地震動予測地図等

 活断層評価等

 地震活動等

 地方自治体等



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