突如都会のど真ん中に現れた鶏の自販機、目を疑う街の人々。
なんて残酷なんだろう...、いや、これは卵の自販機のようだ。
それにしたってひどいじゃないか、こんなところに鶏を閉じ込めて見世物にするなんて。
鶏がかわいそうじゃないか!
...実はこれ、ドイツの「NOAH」という動物の倫理的扱いを求める団体によるデモンストレーションなのです。
16羽のニワトリは公平な命の権利を主張しています。ニワトリの68%は鶏農場で「卵製造マシーン」のように扱われています。だから倫理的な鶏農場の卵を買いましょう。
そんなメッセージが動画に込められています。
つまり、ゲージに監禁し、まるで「卵製造マシーン」のように鶏を扱っている農場のシステムを変えさせよう、放し飼いで育てられた鶏の卵を買おう!
ということを訴えています。
確かに自販機に閉じ込められた鶏の叫びが伝わってくるようです。
そして、数時間後に鶏たちは自分たちの(もちろん放し飼いの)農場に帰って活き活きと過ごしていますとさ、めでたしめでたし。
[NOAH]
mayumine(米版)