格安航空大手、12月9日に羽田―マレーシア就航
片道1万4000~6万8000円に設定
マレーシアの格安航空会社(LCC)エア・アジアXは21日、12月9日から羽田―クアラルンプール間の路線を就航すると正式発表した。週3便(火、木、日曜)の運航。片道料金は大手航空会社の半額程度にあたる1万4000~6万8000円に設定。来年7月末まではキャンペーン価格として5000円(別に空港税など3000円が必要)にする。この価格で搭乗するには10月末までにウェブで申し込む必要がある。
同日、東京都内で開かれた記者会見で同社のアズラン・オスマンラニ最高経営責任者(CEO)が「日本人にはエキゾチックな(東南アジアの)島に是非来て欲しい。マレーシアの人も日本への関心が高く手ごろな価格で来日できる」などと利用を呼びかけた。
運航計画ではクアラルンプールを午後2時40分に出発し、羽田には午後10時半に到着する。その後、午後11時45分に羽田を出て、クアラルンプールに翌朝の午前6時半に着く。
同社はアジア最大のLCCであるエア・アジアの長距離路線を担当するグループ会社として2007年1月に設立、中国や英国、インド便などを運航する。羽田便は同社の12番目の路線となる。