大分県商工会議所連合会などは27日、経営再建中のサッカーJ2大分トリニータへの支援金1億800万円が集まったと発表した。県内を中心とした約80社が主に広告費として支出した。

 J2大分がJ1昇格を懸けたプレーオフに参加するには、10月中旬までにJリーグへの借金3億円の返済が必要。地元経済界が7月ごろから県内の企業などに協力を要請していた。

 すでに一般から約1億2000万円の募金が集まったほか、大分県や市長会、町村会から計1億円の支援が決まり、3億円返済のめどが立っていた。