日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

天満神社の猿田彦大神 福岡県宮若市金丸

福岡県宮若市の金丸という地区にある天満神社に、石祠などともとに、庚申塔が3基まつられていました。3基ともに猿田彦大神の文字庚申塔でした。

f:id:regenerationderhydra:20201024045458j:plain

 

場所:福岡県宮若市金丸

座標値:33.734049,130.635299

 

天満神社本殿となる祠から近い順にご紹介したいと思います。↓こちらが1基目の庚申塔です。

f:id:regenerationderhydra:20201023082907j:plain

f:id:regenerationderhydra:20201023082850j:plain

庚申塔にむかって右側面に「延享(えんきょう)五天」と刻まれています。延享5年は西暦1748年です。

 

↓こちらが2基目です。左側面に「長谷川」という文字が確認できますが、その下に刻まれる文字はよくわかりませんでした。

f:id:regenerationderhydra:20201024050243j:plain

右側面には「〇〇七□□□五月八日」という文字が、かろうじて確認できます。五月八日の五は正という字にもみえます。はっきりとしません。

f:id:regenerationderhydra:20201024050434j:plain

 

こちらが3基目です↓

f:id:regenerationderhydra:20201024045329j:plain

1基目の庚申塔と同じく、右側面に…おそらく宝永二年と刻まれているとおもわれます。文字がほとんどみえなくなっています。宝永二年は1705年です。

f:id:regenerationderhydra:20201024045356j:plain

2基目の庚申塔の元号は確認できませんでしたが、3基ともにおそらく1700年代につくられた庚申塔ではないかと予想されます。

 

↓こちらが天満神社の全景です。拝殿・本社がひとつづきとなった小さな神社でした。
f:id:regenerationderhydra:20201023082819j:plain