福岡県宮若市の金丸という地区にある天満神社に、石祠などともとに、庚申塔が3基まつられていました。3基ともに猿田彦大神の文字庚申塔でした。
場所:福岡県宮若市金丸
座標値:33.734049,130.635299
天満神社本殿となる祠から近い順にご紹介したいと思います。↓こちらが1基目の庚申塔です。
庚申塔にむかって右側面に「延享(えんきょう)五天」と刻まれています。延享5年は西暦1748年です。
↓こちらが2基目です。左側面に「長谷川」という文字が確認できますが、その下に刻まれる文字はよくわかりませんでした。
右側面には「〇〇七□□□五月八日」という文字が、かろうじて確認できます。五月八日の五は正という字にもみえます。はっきりとしません。
こちらが3基目です↓
1基目の庚申塔と同じく、右側面に…おそらく宝永二年と刻まれているとおもわれます。文字がほとんどみえなくなっています。宝永二年は1705年です。
2基目の庚申塔の元号は確認できませんでしたが、3基ともにおそらく1700年代につくられた庚申塔ではないかと予想されます。
↓こちらが天満神社の全景です。拝殿・本社がひとつづきとなった小さな神社でした。