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JCBカードの売上がpringバリューで即日入金!?お店のニーズに応えるJCBの新たなサービスの実証実験レポ

カード決済、導入していますか?

キャッシュレス化が加速する昨今、カード決済の導入をお考えのお店も多いのではないでしょうか。
しかし、カード決済のお悩みとして「指定したタイミングや、毎営業日入金してもらえないだろうか」
「新型コロナウイルスの影響で資金繰りが厳しいので、カード売上の入金日が早まるといいな」こういったお声があるのも事実。

もしカード決済の売上が、まるで現金決済のように日ごとに入金されるとしたら、皆さまいかがでしょうか?

スマホ送金サービス「pring」でJCBカードでの売上が日ごとに着金!?

JCBでは、こういった加盟店の皆様のニーズを捉えてサービス改善に繋げるべく、送金アプリ「pring(プリン)」を使って毎日バリューを入金する実証実験を開始しました。

そもそもカード決済の仕組みとは?

カード決済の仕組みは、通常お客様が加盟店で商品・サービスをカードで支払うと、後日カード会社が売上金を加盟店へ振り込みます。

例えば1回払いの場合、JCBでは締日に応じて原則月2回、加盟店の銀行口座へ売上金を振込しています。

送金アプリ「pring」で売上金を日次で受取!

「pring」とは24時間365日送金ができるスマートフォンアプリのサービス。
この「pring」の「法人送金サービス」を使うと、経費精算や報酬の受け取りをはじめ、これまで煩雑だった送金業務の負担を軽減でき、JCBから対象加盟店へのカード売上金支払いが送金アプリ「pring」を通じて日次で受取可能となります。

売上金は加盟店が事前にダウンロードした「pring」アカウントに届き、加盟店はpringユーザー間での送金やpring加盟店(Smart Code加盟店)の決済で利用可能。
もちろんpringから銀行口座への出金、ATMでの現金可もOK。月2回は手数料無料で、好きなタイミングで出金可能です。

pringバリューを通じてJCBカード売上金支払いが日次になることにより、加盟店のキャッシュフローの改善など加盟店ニーズの探索を行う試みです。
pringによると、クレジットカード会社から加盟店へのカード売上金支払いを銀行振込以外で実施する取り組みは、国内初だそう!

実証実験参加の感想を聞いてみた!

今回、2021年7月1日(木)から9月15日(水)まで、武蔵小山商店街振興組合様ご協力の元、商店街のJCB加盟店を対象に、「pring法人送金サービス」で、カード売上金支払いを日次で行う実証実験を実施しています。

実際の使い心地はどうなのか、実験にご協力くださっている「コミネベーカリー」さまにお話を伺いました。

コミネベーカリー代表取締役社長:小嶺忠さん。お店を構えて50年以上の老舗店。地元の学生からお年寄りまで、多くの方に愛されるお店です。

コミネベーカリー代表取締役社長:小嶺忠さん。お店を構えて50年以上の老舗店。地元の学生からお年寄りまで、多くの方に愛されるお店です。

ーー 昨今カード決済は増えていると感じますか?

小嶺社長「増えていると感じます。特にコロナ以降は現金の受け渡しを避けるためか、カード決済は増えています。当店は昨年4月にカード決済を導入しましたが、これまで現金以外の決済手段しか持たないお客様のご来店も多数あり、売り逃しに繋がっていましたので、その解決のためにも導入を決めました」

ーーカード決済のメリット、逆に大変なことはなんでしょうか?

小嶺社長「現金決済だけでは釣銭用の小銭を用意しなければなりませんが、カードを含めキャッシュレス決済はその手間を削減できます。コロナ禍においてはお客様との接触を最小限に抑えられるのもメリットです。
しかし、月2回決まった日に売上金が入金されるので、もう少しフレキシブルな入金サイクルだといいなとは思ったことはあります」

お店一番のおすすめは「あんぱん」。定番の小倉の他、常時7〜8種類を販売しています。贈答用に購入される方も多いそう。

お店一番のおすすめは「あんぱん」。定番の小倉の他、常時7〜8種類を販売しています。贈答用に購入される方も多いそう。

ーー pringを使ってみていかがですか?

小嶺社長「スマホから即時でバリューの入金・残高確認できるのが便利です。従業員への給与の支払いなど引き出しが必要なタイミングで出金しています」

「カード決済の導入はメリットが多い。実証実験では、好きなときに出金できるが点がよかった」

武蔵小山商店街振興組合の尾村事務長にもお話を伺いました。

尾村事務長「武蔵小山商店街がカード決済を導入して40年ほど経ちますが、特にこの1年半ほどはコロナの影響もあり、カードの利用者は約2倍に増えました。
カード決済のメリットは、お客様・お店双方の現金取り扱いにかかる時間やコストの削減です。
現金払いだと都度キャッシュが手元に入ってくる一方、カード会社からの売り上げ入金は月2回と差はありますが、現金に関しても、入金されると都度経理業務が発生するので煩わしさはあるようです。
決済手数料については、店舗にとっては多少なりとも負担にはなります。ただ昨今のキャッシュレス決済の需要高まりや接触機会の削減、両替の手間が省けるなど、デメリットよりもメリットの方が上回っている声は多く聞きます」

尾村事務長「実証実験では毎日pringバリューが入金されるのですが、お店にとって現金が必要となった、出金したいタイミングで引き出したりできるのは良かったようです。
今後、実証実験参加店から出た意見や要望、課題をふまえ、本格運用に向けた改善を検討いただければ幸いです。
日本のキャッシュレス業界のリーダーとして、JCBにはこれからも店舗、お客様ともにより便利な決済環境を提供いただけるよう期待しております」

JCBだからできる事業者支援サービス

今回のpringの実証実験にとどまらず、現場の声にいち早く反応し、実験を重ね、様々な事業者支援サービスを展開しているJCB。
加盟店の皆様に有益な情報を発信するJCB加盟店支援サイトも、9月に公開しました。

▼JCB加盟店支援サイト
https://www.jcb.co.jp/promotion/acq/mep/index.html

新型コロナウイルスの影響を受けている飲食店へ向けた、テイクアウト容器無料配布等の支援施策や、JCB加盟店向けの特別優待を用意しているパートナー企業のご紹介等を行っています。

事業者の皆さまに寄り添ったサービスを開発・展開し、ビジネスをサポートするJCB。
これからも加盟店の皆さまに役立つ情報の発信やサービス紹介を行ってまいります。

※掲載している内容は取材当時のものです。

ライター紹介

蛯原天
蛯原天
タレント・フリーアナウンサー / 八丈島うまれ、伊豆大島出身。グラビアやバラエティで活動の傍ら、2010年よりインターネットライブメディアの世界へ。出演だけでなく企業のライブ配信の企画構成から技術、広告、執筆まで一手に請け負うマルチプレイヤー。好きな食べ物は赤身肉とチョコレート。
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