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出遅れおじさんです。
リベレステ(8887)より中間配当を頂きました。
同社は埼玉県草加市に本社を置く、不動産・総合建設の会社です。
あまり定かには確証はありませんが、私の保有銘柄のなかで唯一のJASDAQ上場銘柄で、現行の制度改正後はスタンダード市場を選択しています。
以前同社を紹介した記事
でも
で取りあげましたが、従業員(=使用人)が34人の少数精鋭企業です。
不動産開発事業は準大手と言われるヒューリック(3003)でも、自社開発物件は年に何件もあるものではありません。(ヒューリック:2020年~2023年各1件/年)
従って、リベレステは売上高・純利益で2ケタ違いまでは差はありませんが規模が違いますので、抱えているプロジェクトで大きく収益が変動する会社です。
直近の決算の概要と配当性行は以下の通りです。(単位:百万円)
(配当金そのものは20円+20円=40円で変化無し)
売上高 純利益 配当性向
19年5月期 6,123 1,090 43.5%
20年5月期 4,419 458 110.9%
21年5月期 6,037 442 85.7%
22年5月期 6,064 835 50.7%
今中間決算 3,845 564
23年5月期 6,500 640 66.2%(予想)
(配当性向予想は1株純利益予想より算出)
配当利回りは5.18%(!) 元々株主還元意識の高い会社ではありましたが、株価はここ十年来何度か1,000円を越えた位で、600円を切るところから900円後半当たりをうろちょろしています。
売上高と言うよりも利益の変動が大きい(四半期単位で見ると赤字のこともある)ことが厭気されているのか、結果として配当性向が100%を越えることもある事が厭気されているのか、株価は今ひとつ勢いがありません。
さらに、高配当株にはありがちですが権利落ち日には配当金額以上に株価が下がることもざらです。(例:上記チャートの11月末の下落)
高利回りには理由(ワケ)がある・・・を地で行っています。
で、どうして保有し続けるのかというと、比較的初期にNISA口座で購入しており、額面通りの配当利回りを維持できており、取得価格は622.78円で、2022年末断面で株価騰落率21.4%、配当込み騰落率+77.1%で、配当込みでは全55銘柄中ベスト9位に当たります。
過去の記事
でご紹介しましたが、取得来配当込み騰落率の5位までは100%越え(所謂ダブルバガー)で、6位三井物産<8031>(86.4%)、7位東京エレデバ<2760>(82.5%)、8位スターツR<8979>(80.7%)の次に位置しており、手放すに手放せない銘柄でもあります。
じゃあ、積極的に買い増す意欲が湧くかと言えば、そういう状況にはありません。
絵に描いたような消極的保有継続銘柄です。
有り難うございました。