個人情報を含むUSBメモリーの紛失事案について

ポスト
シェア
LINEで送る

印刷 ページ番号1030947 更新日 2023年6月29日

市長メッセージ(USBメモリー紛失事案発生後の本市の対応をまとめました)

市民の皆さまへ

令和4年6月21日に発生したUSBメモリーの一時紛失事案につきましては、市民の皆さまに大変なご心配とご迷惑をお掛けしましたことを、あらためて、お詫び申し上げます。

事案発生以来、すぐに取り組める対策については直ちに実施するとともに、令和4年11月の調査委員会からの報告書を受け、更なる再発防止に向けた検討を進め、この度、19項目の再発防止策をまとめました。

例えば、

  • サーバルーム内の監視カメラの増設
  • 委託業務に係るファイル転送サービスの導入(USBメモリーの使用禁止)
  • 情報セキュリティ監査(外部監査・内部監査)の充実
  • CIOの新設、CIO補佐官兼CISO補佐官の民間からの登用   などです。

併せて、BIPROGY(ビプロジー)株式会社に対しまして、本件事案の対応に伴い生じた経費について損害賠償請求をします。

今後は、本件事案を教訓に、市として二度と同様の事案を起こさぬよう情報セキュリティ対策を徹底し、市民の皆さまの安心・安全の確保に努めてまいります。

令和5年6月9日
尼崎市長 松本 眞

BIPROGY株式会社からの損害賠償金の全額入金について

デジタルの専門家の外部からの登用について

本市における情報セキュリティ対策とデジタル化の推進に向けて、最高情報統括責任者(CIO)と最高情報セキュリティ責任者(CISO)のマネジメントを専門的知見から補佐し、組織横断的な調整を行うための理事(デジタル政策監)を外部から登用します。

尼崎市USBメモリー紛失事案調査委員会調査報告書を受けての市の対応について(令和4年11月28日時点)

調査報告書では、本件事案については委託事業者の問題のみならず、本市もデータの管理者としてチェック機能を効かせることで、外部業者の濫用を抑止するとともに作業者に安全を確保すべき十分な自覚を持たせる必要があったところ、十分に行えていなかったこと、また、既に実施している対策に加え、情報資産の取扱いに関する事故を再び起こさないために、市役所全体の個人情報の安全管理措置及び情報セキュリティ対策の向上に向けた取組が必要であるとの指摘を受けました。

調査報告書を受けての市の対応について、詳しくは添付「尼崎市USBメモリー紛失事案調査委員会調査報告書を受けての市の対応について」をご覧ください。

尼崎市USBメモリー紛失事案調査委員会について

調査委員会の設置

住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金における個人情報を含むUSBメモリーの紛失事案を踏まえて、迅速かつ強力にその原因や対処を検証し、今後の再発防止策等を調査審議するために、地方自治法第138条の4第3項の付属機関として、尼崎市USBメモリー紛失事案調査委員会を令和4年7月1日付けで設置しました。

調査委員会の答申(調査報告書)【個人情報の漏えいは確認されませんでした】

尼崎市は、令和4年11月28日に調査委員会から受けた答申の中で、本件事案における市民の皆様の個人情報の漏えいは確認されなかったとの報告を受けました。

詳しくは添付「調査報告書」をご覧ください。

事案の概要について

お問い合わせ先

総務局企画管理課
電話:06-6489-6169
ファクス:06-6489-6170

PDFファイルをご覧いただくには、「Acrobat Reader」が必要です。お持ちでない方はアドビ株式会社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。