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河井克行前法相(衆院広島3区)と妻の案里参院議員(広島選挙区)=いずれも自民党=は15日、公職選挙法違反の疑惑浮上から2カ月半ぶりに公の場に姿を現した。2人とも「捜査に全面的に協力する」としつつ、捜査中を理由に詳細は語らず、議員辞職や自民党離党も否定した。
昨年7月の参院選で案里氏の陣営が法定上限を上回る報酬を車上運動員に支払った疑いがあるとして、広島地検が15日に広島市内の両氏の事務所を家宅捜索。これを受け、河井氏は同日午後10時から東京・赤坂の衆院議員宿舎で、案里氏は午後10時半から東京・麴町の参院議員宿舎で別々に取材に応じた。
報道陣への連絡はいずれも約30分前の慌ただしさ。河井氏は「できるだけ正確なことを言いたいと考え、こういった時間になった」と釈明したが、疑惑に関しては「説明したい気持ちはもちろんあるが、刑事事件として捜査が始まっているので、差し控えることが適切だと思う」と述べ、具体的な言及は避けた。案里氏も「捜査機関に協力する」と繰り返した。
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