@maomasa0219 見つけたぞ赤備え! 命捨てがまるは今ぞ!首置いてけ!井伊の赤鬼が首置いてけ!首級じゃ!大将首だろう?大将首置いてけ!首置いてけ!首じゃ首置いてけぇぇぇぇぇぇぇぇ! pic.twitter.com/JT9xbw6gA8
2016-09-11 17:12:46関連まとめいくつか
【新書オススメ】 発売以来勢いが止まらない 平山優先生「戦国の忍び」(角川新書) 本日どどん!と再入荷いたしました!新書売場E-1-3の棚前平台とコミック売場側の話題書コーナー平台にございます。発売後すぐに重版も決まった話題の新書、本っっ当に面白いです!ぜひぜひお読みください!〈モディY〉 pic.twitter.com/O1B4itnKsT
2020-09-24 12:01:26「捨てがまり」「軒猿」の謎、そのほか(平山優氏)
山梨在住の歴史学者。健康科学大学特任教授。ポニーキャニオン所属。著作は、『戦国大名領国の基礎構造』(校倉書房)、『天正壬午の乱』(戎光祥出版)、『武田氏滅亡』(角川選書)、『戦国の忍び』(角川新書)など多数。
拙著『戦国の忍び』についての、コメントをぼつぼつ見かけるようになりました。その中に、「すてかまり」は島津の戦法であり、「かまり」は関東、中部、東海地域でしか管見されない呼称だという拙著への疑問が提起されています。それについては、ぜひ史料的根拠を掲げていただきたいですね。
2020-09-24 17:20:52アタクシは、実は島津の文書や、『薩藩旧記雑録』なども一応みましたが、どれにも登場しないのです。島津は、桐野作人さんがすでに研究に手を染まられておられるので、アタクシは今回は回避したのです。念のため、桐野さんにご教示を乞うたところ、アタクシとおなじ見解で、たぶん創作です‼️
2020-09-24 17:25:24「捨てがまり」考察については、詳しくはこちらを
豊久:兵子ども!撃ち方構えぃ!!死ぬるは今ぞ!!敵は最強 徳川井伊の赤備え 相手にとって不足無し 命捨てがまるは今ぞ!! #drifters #ドリフターズ pic.twitter.com/pwUEGfFW39
2016-10-07 23:05:58では、誰が創作したか?桐野さんは、司馬遼太郎ではないかとのこと。確かに、漫画なども、司馬さん以後に、「すてかまり」が登場するのです‼️じゃあ、「すてかまり」は創作かといえば、管見の限り、最古の記述は、『甲陽軍鑑』に一ヶ所だけ登場する「すてかまり」でしょう。なので、地域は一致し、
2020-09-24 17:29:09任務も伏兵の一種といえ、拙著の指摘は変更に及ばずということになります。一行書くのに、どれほどの苦労と、準備をしているか、おわかりいただけましたでしょうか?でも、もし一次史料で、発見できれば、それは喜ばしいことです。その時は、修正したいと思います。
2020-09-24 17:33:00小説は小説でいいのだが……質問されるんだ皆さんに
@HIRAYAMAYUUKAIN なんか1ジャンルできそうな感じですね。創作歴史学:小説家や創作者の作り話がいつから登場して定着するかを作品から拾って確認する。という感じで。
2020-09-24 17:38:06司馬遼太郎さんは、小説の中で、いかにも史料的根拠ありげに、エピソード風に自分の創作話を盛り込みやがるから、スゲーやっかいなんすよ😅
2020-09-24 17:43:05もうひとつ、司馬遼太郎さんの疑惑。上杉の忍びを「軒猿」だって広めたの、司馬さんじゃあなかろうか?まだ確証はないのだが、彼の小説を若いころ読んだ、うっすらした記憶を手繰ると、そんな気がする。皆さんは、どう思いますか❓️😳
2020-09-24 18:31:11誤解を生む表現だったかなぁ。アタクシたち、専門家は、小説だから何とも思っていないんですよ。ところが、一般の方から、司馬遼太郎さんは、このように書いて指摘していますよ、どうなんですか?と聞かれるわけです。アタクシらも、質問されると調査せにゃいかんのですわ。んで、司馬さんの該当部分を twitter.com/oz_bq/status/1…
2020-09-24 22:48:12探して、読んでみると、いかにも根拠となる史料がありそうな書きぶり。こっちも、知らないのは困るし、自分が知らないだけかもしれないのは、なおいやなので、一所懸命、文献をあたるわけ。でもたどり着けず、どうもこの書きぶりすら、創作だってなると、時間の無駄だし、力が抜けるのですよ。
2020-09-24 22:49:55その時の脱力感と、虚しさって、わかっていただけるだろうか?アタクシ個人は、司馬さんの小説家の力量は、すばらしいと思う。もちろん、作品によって程度の良しあしがあるのは仕方ない。問題なのは、真に受ける人がいて、それをぶつけられるため、とばっちりを受けるのが困ると言いたいのです。
2020-09-24 22:51:38小説家の皆さんは、堂々と、歴史をベースに、フィクションで面白い物語を紡いでいただければいいと思います。読み手のみなさんは、あくまで小説だと認識して物語を楽しんでいただければ。そして、歴史の史実とは別の流れなのだということをご理解くださればいいと思います。
2020-09-24 22:58:22@genwat あれは、司馬さんの意図を超えて、多くの人が歴史観やイデオロギーの武器にしはじめたので、近現代史の研究者が反応したのです。そうでなかったら、別に議論の対象にはしなかったでしょうね。小説なんですから。
2020-09-24 22:59:54@kasuten @HIRAYAMAYUUKAIN とりあえず時代小説の編年史が必要ですね。その上で用語の変遷を追わないと。
2020-09-24 17:56:16@nouhuhoumei @HIRAYAMAYUUKAIN そんな事典欲しいですが、どなたが編纂作業を引き受けてくれるのだろうかと思ってしまいます。あるいは誰が猫の首に鈴をつけるのかとか。
2020-09-24 21:39:12