再整備が進む東山動植物園で、名古屋市はジャガーやオランウータンなどの飼育施設を2023年までにリニューアルすると明らかにしました。

 東山動植物園は開園100周年となる2036年度に向け「再生プラン」を進めていて、市は29日の市議会でジャガーやトラ、オランウータンの施設を、2023年にもリニューアルオープンすると表明しました。

 ジャガー舎は北園に移し、屋内展示室に深さ2メートルのプールを設けて、泳ぎが得意なジャガーが水に飛び込んで餌を捕らえる様子をガラス越しに観察できるようにするということです。

 またオランウータン舎では、10メートルほどのタワーと弾力のあるポールを設置し、オランウータンが木々を移動する様子を再現するなど、自然に近い動物の姿を観察できる施設にする計画です。

※画像は東山動植物園提供