reponの忘備録

「喉まででかかってる」状態を解消するためのメモ

読んだ本:「名探偵のいけにえ」☆3

史実を題材に書かれた if ということで手を取りました。

目が離せず、一気に読んでしまいました。

すべてのピースが収まっていく様は見事です。

(以下ネタバレ含む)

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「洗脳大全」を読んだ

  • 表紙怖すぎ。元のタイトルは「闇の説得術」。20世紀初頭から時代を追って、様々な国、場所、集団にスポットを当て「洗脳」を追う。ホラーではない

  • なるほど、と思った2点

    • 自白は、とくに強制された自白は役に立たない
    • 洗脳の要諦
      • 恐怖、睡眠遮断、日誌と自供、家族や友人からの隔離、訊問者の忍耐、訊問者が寛容と暴虐を使い分ける、秘密性、法的保護の剥奪
  • 概説を知りたかったのだが、この分野はもっとコンパクトにまとまった本が無いのかもしれない。長かった。

  • こんな時間に書いている事自体が、体に良くない

  • 洗脳の要諦の逆を行うことが、健康な精神と肉体には必須といえる

    • 快活・熟睡・対等の立場・親しい人たちとの日常的なふれあい・不快な他人とは短時間の接触・尋問者が分け与えようとする秘密は罠・法的、肉体的、精神的な権利の充足
  • 上記を妨害してくる他人は、悪く言えば「洗脳」、言い方を変えると「操作」しようとしている

    • 残業続きはその時点で、恐怖・睡眠遮断・家族や友人からの隔離・秘密の共有(労基署に)・法的保護の剥奪 なので、進んでやっているのでない限り、犯罪に巻き込まれている
  • そういえばケストナー「真昼の暗黒」ではソ連の冷酷な尋問者が、自身の経験を踏まえた独白で「人間は痛みを耐え続けることはできない。必ず限界値があって、そこを超えると意思は役に立たない」というようなことを言っていて(手元に本がないので。再販希望)、そうだよな、と思った

    • 1984」はすごい小説だが、自分は「真昼の暗黒」のほうがリアリティを感じた。
  • 他人の操作のノウハウは、国家・思想団体・宗教・犯罪者・企業・あらゆる場所、あらゆるレベルで求められ、研ぎ澄まされている

「作業」にハマっているときに良く思い出す本の一節

 プログラミングによる問題解決の学習は、どうしてこんなにも難しいのだろうか?

 その理由のひとつは、「問題解決」と「プログラミングの学習」が、まったく異なる活動だからだ。それぞれ脳の違う部分を使う活動になる。プログラミング言語の構文を覚えたり、プログラムを読んだり、APIの構造を覚えたりするのは、どれも「左脳型」の活動だ。一方、これまでに学んだツールやスキルを使って、新たなプログラムを書くのは、クリエイティブな「右脳型」の活動になる。

 たとえば、雨どいに落ちた木の枝を取り除くことになったとしよう。手元にあるはしごは長さが足りず、枝まで手が届かない。ガレージに行って何か道具を探すか、複数の道具を組み合わせるなどして、雨どいから枝を取り除きたい。はしごを伸ばすことはできるだろうか? はしごの先に何かをくっつけて、枝を押し出したりつかんだりすることはできるだろうか? そんなことを考えるよりも、別の場所から屋根に上って、そこから枝を取ればいいのである。これこそが問題解決能力であり、クリエイティブな活動だ。信じられないかもしれないが、新しいプログラムを設計するときの思考プロセスは、雨どいから枝を取り除く方法を考えているときとよく似ている。そしてそれは、forループのデバッグするときの思考プロセスとはまったく異なるものだ。     (V.Anton Spraul “プログラマの考え方がおもしろいほど身につく本 問題解決能力を鍛えよう! (アスキー書籍)” イントロダクションより抜粋)

雨どいの下で、延々と「工夫」を繰り返していることが多いです。

これではしょーもないので、作業の時間と問題解決の時間をタイマーで強制的に区切ってます。

はてなダイアリーより移行しました

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

はてなブログにはトラックバックがない」と、これまで移行せずに来たのですが、はてなダイアリーが終了する以上、致し方ないかと。

はてなダイアリー、これまでありがとうございました!

「観光化」を考えるための資料

色々と考えさせられるので、あとで検討したいです。好意的です。

ダイアリーのほうは

ダイアリーの方は、割とまとまったエントリを書きたいと思っていて、はてなブログは、あまりまとまっていないメモ的なものを書き付けておきたいと思っている。

とはいえ、やっぱりmarkdown使えるかどうかなんだよね。

markdown→はてな記法のパーサ書こうかしら。